志葉玲@reishiva さんのツイートです。
――よく自民党とかの議員や外務官僚、保守系メディア人が「イラクは民主化されたから、日本のイラク戦争支持は間違っていなかった」とか発言するけど、この実態を見て欲しい。 高遠菜穂子さんが語る再び地獄と化したイラク http://bylines.news.yahoo.co.jp/shivarei/20140417-00034571/ … …〔9:18 - 2014年4月17日 〕――
米軍が
イラクのフセイン大統領を
倒して以降、
部族間の争いが
激化しているようです。
ご存知の通り、
イラクの
イスラム勢力は、
スンニ派と
シーア派に分かれています。
米国は、
シーア派を取り込んで、
“テロとの戦い”
という名目の下、
スンニ派を虐殺する挙にでました。
一度、
殺すと復讐を恐れる心理が芽生えます。
そうなると、
皆殺しになるまで
不安が
収まらなくなってしまいます。
イラクは、
「戦争」は終結したものの、
そんなわけで
政情不安が続いています。
もし、ジャーナリストの志葉玲さんが
指摘するような
「イラクは民主化されたから、日本のイラク戦争支持は間違っていなかった」
などと発言ををする人がいるなら
上記ツイートにある、
高遠菜穂子さんが語る再び“地獄と化したイラク”の現状に
目を向けるべきです。
志葉さんは、
その地獄となった風景を
こんな風に
描いています。
――高遠さんは「もうイラクは分裂するしかないのかも」と宗派間対立の深刻さを嘆く。サダム・フセイン政権の独裁があったとは言え、「かつてのイラクは市民レベルでは『スンニもシーアもない。私達はイラク人だ』という人々が多かった」と、高遠さんは言う。「しかし、今は『部族テロリストを全て殺すまで政府の攻撃は止まらない。民間人の犠牲が出てもしかたない。彼らを全滅させるまでは』とシーア派の人々が言い出すようになってしまいました。今回の軍事行動で、イラク軍側にも死傷者が多数出ていることから、ますます対立が深まっています」(高遠さん)。
米国が引き起こしたイラク戦争と、現在のイラクの宗派間対立は直結している。米国はイラク占領後、マリキ氏らのようなシーア派至上主義者らをイラクに呼び寄せ、傘下の民兵達に武器を与えてイラク軍に編入。そうしたイラク軍を引き連れ、スンニ派の多いイラク中部や西部での軍事作戦を展開す る。スンニ派の住民を次々とらえ、ドリルや酸を使った激しい拷問の挙句、やってもいない罪を「自白」させた後に殺害していった殺人部隊「オオカミ 旅団」も、シーア派民兵を米軍が訓練したものであるし、その犠牲者達の「自白」を放送したテレビ局
も、元は米国のプロパガンダ放送のために設立さ れたものだ。こうした中、シーア派の集まる宗教施設や宗教行事を狙ったテロも増加していくこととなる。そして宗派間対立はますますエスカレートし ていき、かつてはスンニ、シーア両派が同じ界隈で暮らし、互いに結婚もしていた首都バクダッドは、スンニ居住区とシーア居住区に分断されてしまったのである。――
☆ 記事URL:http://bylines.news.yahoo.co.jp/shivarei/20140417-00034571/
このことから言えるのは、
両派の部族を
対立・抗争させ
両派ともに
倒れれば
米国にとっては
「スンニ派であろうがシーア派であろうが、
イスラム教徒を殺す手間が省けた」
ということになります。
――よく自民党とかの議員や外務官僚、保守系メディア人が「イラクは民主化されたから、日本のイラク戦争支持は間違っていなかった」とか発言するけど、この実態を見て欲しい。 高遠菜穂子さんが語る再び地獄と化したイラク http://bylines.news.yahoo.co.jp/shivarei/20140417-00034571/ … …〔9:18 - 2014年4月17日 〕――
米軍が
イラクのフセイン大統領を
倒して以降、
部族間の争いが
激化しているようです。
ご存知の通り、
イラクの
イスラム勢力は、
スンニ派と
シーア派に分かれています。
米国は、
シーア派を取り込んで、
“テロとの戦い”
という名目の下、
スンニ派を虐殺する挙にでました。
一度、
殺すと復讐を恐れる心理が芽生えます。
そうなると、
皆殺しになるまで
不安が
収まらなくなってしまいます。
イラクは、
「戦争」は終結したものの、
そんなわけで
政情不安が続いています。
もし、ジャーナリストの志葉玲さんが
指摘するような
「イラクは民主化されたから、日本のイラク戦争支持は間違っていなかった」
などと発言ををする人がいるなら
上記ツイートにある、
高遠菜穂子さんが語る再び“地獄と化したイラク”の現状に
目を向けるべきです。
志葉さんは、
その地獄となった風景を
こんな風に
描いています。
――高遠さんは「もうイラクは分裂するしかないのかも」と宗派間対立の深刻さを嘆く。サダム・フセイン政権の独裁があったとは言え、「かつてのイラクは市民レベルでは『スンニもシーアもない。私達はイラク人だ』という人々が多かった」と、高遠さんは言う。「しかし、今は『部族テロリストを全て殺すまで政府の攻撃は止まらない。民間人の犠牲が出てもしかたない。彼らを全滅させるまでは』とシーア派の人々が言い出すようになってしまいました。今回の軍事行動で、イラク軍側にも死傷者が多数出ていることから、ますます対立が深まっています」(高遠さん)。
米国が引き起こしたイラク戦争と、現在のイラクの宗派間対立は直結している。米国はイラク占領後、マリキ氏らのようなシーア派至上主義者らをイラクに呼び寄せ、傘下の民兵達に武器を与えてイラク軍に編入。そうしたイラク軍を引き連れ、スンニ派の多いイラク中部や西部での軍事作戦を展開す る。スンニ派の住民を次々とらえ、ドリルや酸を使った激しい拷問の挙句、やってもいない罪を「自白」させた後に殺害していった殺人部隊「オオカミ 旅団」も、シーア派民兵を米軍が訓練したものであるし、その犠牲者達の「自白」を放送したテレビ局
も、元は米国のプロパガンダ放送のために設立さ れたものだ。こうした中、シーア派の集まる宗教施設や宗教行事を狙ったテロも増加していくこととなる。そして宗派間対立はますますエスカレートし ていき、かつてはスンニ、シーア両派が同じ界隈で暮らし、互いに結婚もしていた首都バクダッドは、スンニ居住区とシーア居住区に分断されてしまったのである。――
☆ 記事URL:http://bylines.news.yahoo.co.jp/shivarei/20140417-00034571/
このことから言えるのは、
両派の部族を
対立・抗争させ
両派ともに
倒れれば
米国にとっては
「スンニ派であろうがシーア派であろうが、
イスラム教徒を殺す手間が省けた」
ということになります。
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