のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

夜回り先生こと、水谷修氏 / 「今日は一日、事件への対応でした」

2012年10月23日 06時22分24秒 | Weblog
夜回り先生こと、水谷修氏のブログ記事

「今日は一日、事件への対応でした」(リンク)を読みました。

夜回りと言っても

神経のすり減りそうなボランティアだということが

よく分かりました。

読む

きっかけは、

ツイッタ―です。

なんでも

維新の会に移った松波健太議員が

水谷氏と二人で写っているポスターがあるそうです。

そのポスターをバックに

議員がインタビューを受けられるらしいです。

それが迷惑だと、

水谷氏が

ブログで訴えられてます

(趣旨は、その写真のため、

自分が「維新の会」の関係者であるかのような誤解を受けるとのこと

「非常に困ったことになっています」参照/リンク)。

そんなこと

言われたものだからですかね、

橋下市長が

ねとっと、

同氏に絡みつき出しました。

始まりは、

次のツイートです。

――http://bit.ly/R9HnWQ 夜回り先生こと水谷氏のような意見が僕への反論の典型。おそらく君が代起立斉唱条例や教育基本条例に思想的に反対なんだろう。そして僕が教育政策として何をやったかを確認することなく子どもたちのことを想っていないと決めつける@s_hakase :―― 橋下徹 ‏@t_ishin リンク


このツイートは、

ひとつ前の水道橋博士の

「 東京で僕が親しくしたり敬意を持っている人は

反・橋下の人が多いんです」という

所見に向けられたものです。

その表現を

含んだツイートが

これです。

――単なる嫌いも結構ですが、真正面から政策論争をして欲しいですね
RT@s_hakase: 東京で僕が親しくしたり敬意を持っている人は反・橋下の人が多いんです。そして皆、危険な政治家だと指摘します。でも僕は大阪へ仕事で定期的に行くので比較的、大阪の抱える構造的な問題を見聞きします―― 橋下徹 ‏@t_ishin リンク


こっから

唐突に、

水谷氏に対して

“いちゃもん(大阪弁です。「因縁」の意)”

をつけ始めたわけです。

言葉と言葉が

つながって、

そして乗りに乗った陰気な非難の山場では、

こんな断罪の表現が飛び出します。

――http://bit.ly/R9HnWQ 水谷氏のような大人に、指導を受ける子どもが、どのような大人になるのか心配だ。決めつけは絶対に良くない。議論をしてからロジックに結論を導く。これが成熟した民主国家において必要な教育。水谷氏は、完全に決め付け型。まさに佐野に近い――。橋下徹 ‏@t_ishin リンク

出た!!

「まさに佐野」。

佐野氏との議論を

「意味がない」と言って、

避けていたくせに

この人の名をもって、

他人の人格を全否定するための

ネガティブな

用法に使用されるわけです。

「佐野に近い」

と決めつけられた水谷氏は、

「一言で片づける」

人間に

見事、ランク・インしました。

――水谷氏は、このように知事、市長として何をやったかを確認もせず、君が代起立斉唱条例と教育基本条例のみで全てを全否定。そしてこの二つに真正面から批判してくるならともかく、「子供たちのことを想っていない」の一言で片づける。多くの有識者も同じ。博士さんの知る反橋下の人たちもそうでしょう――。橋下徹 ‏@t_ishin リンク

水道橋博士からの返信は、

ないです。

でも、なぜ?

知人らしいのに、

どうして

博士は、

コメントを返さないのでしょう。

きっと、頭の中で、

こんなことを

考えたのではないでしょうか。

すなわち、夜回り先生の方から出ているのは、

苦情。

批判ではない…

だから反論でなく、

松波健太君に

水谷氏とのツーショットポスターを

記者会見の背景として

使わせないように指示すればいいんだ、と。

そのようにすれば、

充分なはずです…。

水谷氏は、
 
橋下市長と違って、

過大なことはおっしゃらないみたいです。

(人は、人を救えるのか)

この問いに、

謙虚に否定されています

(同氏ブログ記事「人は人を救うことができるのか」参照/リンク)。

博士は、

友人・知人の一人に

橋下市長を数え上げていらっしゃるなら、

そのことを

伝えてあげてよろしいのではないですかね。

橋下氏の方で

「人は、人を救うことができる」

という

教育観にでも立たない限り、

水谷氏との

根本的な対立や衝突は、

生じないってことです。

たとえば、以下のようなこと――、

http://bit.ly/R9HnWQ  夜回り先生の学校を回ることは否定しないが、それは教育の中でのほんの少しの部分。それが子どもたちのための大人の行動として全てではない。大阪では、610万円世帯までは10万円で、800万円世帯までは無償で私立高校にも通えるようにした。


この制度によって年間4000人を超える子どもたちが公立高校から私立高校へ先願として流れた。つまり、これまでお金がなくて私立高校へ行けなかった子どもたちが私立高校へ行けるようになった。障がいのある子どもが通う特別支援学校の4校増設を決めた。

学力に課題ある学校を財政的に支える制度を作り年10億円予算化した。大阪府内の公立中学校の給食を普及させるために250億円ほどの予算枠を設けた。市長就任後、大阪市では公立中学校の給食を実施し、経済的に苦しい家庭へ給食費のサポートをする。小中学校の空調設備の設置。

こども医療費助成制度の拡充、国の難病指定以外の難病の医療費サポート制度の創設。公立高校院内学級の創設。発達障がい児のサポート制度、児童虐待対策、一時保護預かり施設の設置・・・・・・もちろんこれは知事、市長の役割としてやったことであり、現場の教員も頑張ってくれている――

等々を根拠として挙げられ、

結論として、

「水谷氏は、このように知事、市長として何をやったかを確認もせず、君が代起立斉唱条例と教育基本条例のみで全てを全否定。そしてこの二つに真正面から批判してくるならともかく、「子供たちのことを想っていない」の一言で片づける。多くの有識者も同じ。博士さんの知る反橋下の人たちもそうでしょう」

と言われても、

相手が水谷氏では、

橋下氏と向っている方向、

ビジョンが

違い過ぎてます。

僕が

最初に紹介した

ブログ記事

「今日は一日、事件への対応でした」

に書かれてある内容と

互いに

交じりようのない

問題意識の差を感じませんか。

水谷氏が

行っておられるのは

学校訪問ではなさそうですよ。

薬物への

依存が疑われる児童の

家庭環境を

支える仕事です

(別に、それが看板

というわけではないかもしれませんが)。

いくら金があっても

情熱がなければ、

多分、一日、持たないでしょう。





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