のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

“招魂”した英霊は、“渙魂”するべき

2014年01月07日 03時29分43秒 | Weblog
太平洋戦争は、

見るも、聞くも

残酷な、

いたたまれない戦争だった。

駆り立てられた

英霊の

慰霊の前に、

愚かな戦争に駆り立てた者の

過ちの

所在を明徴にすべきだ。

戦犯は、

公職から追放されるべきだ。

それらがすべて

不問に付されたまま、

戦後が

始まっている。

思うに、

戦犯中の戦犯は、

「靖国神社」だろう。

それは、

奇しくも安倍某が言ったいう

「靖国で会おうという一言で死んでいった戦没者の魂は靖国神社にあるんじゃないか」

という宗教性の中に

秘められている

(〔資料-1〕参照)。

「ハリーポッター」に

登場する悪い魔法使いが

永遠の命を

得ようとして作った

「分霊箱」という比喩を使って、

駐英中国大使が

安倍某の靖国参拝を批判したらしい

(〔資料-2〕参照)。

天皇のため死ねば、

「靖国」に招魂されるという神話に

乗せられて、

「特攻」という

史上最悪の愚かな作戦が

決行された。

反省するどころか、

今また、

そのような愚行を行わせようと

首相が

画策しているかのように憲法改正に触れ

海外派兵を口にする。

武器禁輸3原則もあっという間に

踏みにじられました。

「忌まわしい過去を繰り返さない」

というのでなく、

「今一度」

という出鱈目ぶりに

開いた口が塞がらない状態だ。

首相の地位ある者が

“招魂”という

為政者の側の一方的な申し入れの欺瞞性を

見ようとしないのは、

かつての誤った情報操作の責任を

あやふやにしてしまう。

それに戦没者を

いつまでも軍国主義のため利用するのは、

死者の冒涜だ。

本当に慰霊する気があるなら、

招いた魂を

本来あるべきところに渙す(散らす意)べきだろう。


〔資料-1〕

「首相、新追悼施設に否定的 『遺族お参りしない』」

   
   共同通信(2014/01/06 23:00)

☆ 記事URL:http://www.47news.jp/CN/201401/CN2014010601001964.html

 安倍晋三首相は6日夜、俳優の津川雅彦氏らと東京都内で会食し、靖国神社に代わる新たな追悼施設に否定的な見解を示した。同席した元フジテレビアナウンサーの露木茂氏が「首相は『別の施設を造っても多分、戦争で亡くなった方たちの家族はお参りしないだろう』と話した」と記者団に明かした。

 露木氏によると、首相は昨年末の自らの靖国参拝に触れ「靖国で会おうという一言で死んでいった戦没者の魂は靖国神社にあるんじゃないか」と語ったという。

〔資料-2〕

「<靖国参拝>安倍首相は日本のヴァルデモート卿、靖国は日本の暗黒の魂を象徴―中国大使」

   Record China 1月3日(金)16時2分配信

☆ 記事URL:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140103-00000016-rcdc-cn


2014年1月1日、英紙デイリー・テレグラフは劉暁明(リウ・シャオミン)駐英中国大使の寄稿文「中国と英国はともに戦争に勝利した」を掲載した。


寄稿文は安倍晋三首相の靖国参拝を批判するもの。中国と英国は二次大戦当時の同盟国であり、ともに戦後秩序構築を主導。国際社会の平和に責任を共有していると強調した。安倍首相は戦後秩序の転覆を狙っているとして、中英は再び協力して国連憲章と地域の安定、世界の平和を守らなければならないと呼びかけている。

さて寄稿文の内容もさることながら目を引くのが冒頭だ。人気小説『ハリー・ポッター』を引用し、悪の首魁ヴァルデモート卿はその魂を7つに分け、ホークラックス(分霊箱)に封じ込めていた。もし軍国主義が日本におけるヴァルデモート卿だとするならば、靖国神社はホークラックスのようなもの。国家の魂の最も暗黒の部分を象徴していると主張している。(翻訳・編集/KT)

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