のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

宙づりのことば

2009年04月07日 20時28分22秒 | Weblog
<低みと高みでいえば低みの世界。自分に言い聞かせなければいけないのは、いつもそこなのです。低くあれ、もっと低くあれ、と。>

とても共感できます。
しかし、この言葉を発した辺見庸さん自身は、理解されなくていいと言います。

<黙る、もうしゃべりませんというのは、ぼくのあこがれです。いまは、最終的に黙るために、話している。とことわに黙る。死んだら、ぜひそうしようとおもう。それはね、死んだらどうせしゃべれないからさ。>

この人のように、僕もいつか自分の発する言葉が宙づりでいいと思える日が来るのでしょうか。。。仕方ないんでしょうか、言葉の宙づりって。。。




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4 コメント

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わたしは素直じゃない (shell blanc)
2009-04-08 01:05:00
わたしは決して素直なんかじゃない。

自分が悩んでるときやなにかに苦しんでるとき

それを誰かに話したとしても、その人が助言し

てくれても、答えは自分で用意してたりする。

その答えが間違っていて修正したとしても

最終決定するのは自分。だから最後の言葉は

いつも飲み込む癖がついてしまった。

本当は甘えたいんだけど

まる投げして甘えると、ぐずぐずに崩れてしま

いそうでこわい。こわくてたまらない。

だから最後まで言えないのがわたし。

強いからじゃないよ

むしろ弱いから。。
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☆shell blancさんへ (忠太)
2009-04-08 01:37:06
shell blancさん、言葉の呑み込み癖があったんですか? 僕は、吐き出し癖があるかも。まぁ、どちらにしても、自分を見失わないようにするのが肝要かと。
ちなみに、 ブログペット占いというのがありまして、本日の判定は次の通りです。
「参照をすると宙づりレベルがアップ」
う~ん。
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なんか、切なくて… (エルモリア)
2009-04-08 15:43:20
忠太さんのおっしゃる、「宙づりのことば」
とても、わたしには切ない響きがあります。

なぜなら、わたしの立場(存在)そのものが
宙づりで、相手には届かない言葉や想念をで
自分が振り回されていたからです。

でも、今はすべてを手放すことで、すべてを
受け容れることがでるようになり、呪縛が解けたような
気持ちです。
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☆エルモリアさんへ (忠太)
2009-04-08 21:22:14
“宙づり”という言葉自体は、辺見庸さんの文章から借用しました。引用符をつけるべきでしたね。この点、まずお断り申し上げておきます。
それはさておき、この表現、もがく甲斐のない虚しさをよく伝えていますね。エルモリアさんは、その虚しさの山を越えられたわけですね。
「すべてを手放すことで、すべてを
受け容れることができる」ということって、簡単にはできなかったはずです。ある種の悟りが必要です。今、このとき、自分を捨てる・・・
捨てたとき、大きな存在から拾ってもらえるような感覚ではなかったですか。
受容!
出来ればしたいけれど、残念ながら、すれば自分が崩れてしまうような恐怖感がまだ僕にはあります。
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