脱原発を実現すると、
電気代が高くつくという宣伝が
日本では
電力会社や経産省のお役人、
財界の代表者たち、
自民党の議員、その他電力会社から金をもらっている
御用学者、芸人達によりなされています。
この情報は、
本当なのでしょうか。
アメリカでは、
これに関して意外な事実を
「アメリカAOLエナジー」
(12月18日付)が
報道しています。
ブログ「星の金貨プロジェクト 」に
翻訳されてます。
☆ 参照記事URL:http://kobajun.chips.jp/?p=7141
中身を
かいつまんで説明します。
実は、
原発は、金食い虫です。
そのため、
次々と
破綻して行ってるようです。
日本と違って、
10年ぐらい前から、
アメリカは、
発送電の分離をしました。
そのため、
市場における
電気料金の競争に曝されるので、
いくつかの原子力発電所では、
採算割れを起こしています。
関連事業によって赤字を補てんするか
内部留保を取り崩すかしか、
原子力発電所に
道は残されていないと言います。
[ドミニオン・リソース社の例]
最近同社は、
所有するウィスコンシン州にある原子力発電所を、
20年前倒しして閉鎖することを発表しました。
このウィスコンシン州ケワウニー原子力発電所について、
同社は売却先を探していました。
しかし、応じる会社は、
一社もありませんでした。
[エクセロン社の例]
稼働中の10か所の原子力発電所、
17基の原子炉を所有しています。
イリノイ、
ペンシルヴェニア、
ニュージャージーの3州に集中して立地しています。
いずれの原子力発電所も
利益を上げることに四苦八苦しており、
エクセロン社は株主に対し、
いずれ配当金のカットに踏み切らざるを得ないと警告しています。
[デューク・エナジー社とエジソン・インターナショナル社の例]
この2社については、
旧来の電気料金体系によって守られています。
しかし、立地している州の規制当局の忍耐が切れかかっています。
予想をはるかに超えた
高額なメンテナンス費用に、頭を抱えている状態なのです。
デューク・エナジー社の原子炉格納容器の補修に
20億ドル(1,600億円以上)を超える費用が見積もられています。
しかし、州の規制当局は、
それ程の費用をかける意味について疑問を持っています。
エジソン・インターナショナル社の原子力発電所も、
予想外のメンテナンス問題に直面させられ、
事業継続できたとしても、
早期の廃炉を免れないようです。
[エンタジー社の例]
2つの州で同時に追いつめられています。
まず、ヴァーモント州。
同州のヴァーモント・ヤンキー原子力発電所では、
廃止を
20年早めるように求められています。
次に、ニューヨーク州。
こちらにある
インディアン・ポイント原子力発電所においても、
廃止を20年前倒しするよう
求められています。
同発電所が
これ以上操業を続けることを許さない決意です。
知事は、
必要な電力はカナダからの輸入で十分賄うことが
できるとの立場に立っています。
[エクセロン社の例]
オイスター・クリーク原子力発電所は、
現在630メガワットの電力を供給しています。
しかし、2019年に
10年前倒しで閉鎖される見通しです。
■ 結び
今後2、3年、
従来型の原子力発電所は、
計画を前倒しして
閉鎖させられる圧力にさらされそうです。
電気料金が自由競争に曝されている地域では、
なおさらのことです
原子力発電所は、
得られる利益を
大幅に上回る管理費が必要とされます。
その結果、
運営企業が
「原発の切り捨て」
に舵を切るのは
時間の問題と見られているとのことです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます