のんきに介護

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星の金貨プロジェクト  / 「原子力発電のコスト」

2013年01月18日 17時39分29秒 | Weblog

脱原発を実現すると、

電気代が高くつくという宣伝が

日本では

電力会社や経産省のお役人、

財界の代表者たち、

自民党の議員、その他電力会社から金をもらっている

御用学者、芸人達によりなされています。

この情報は、

本当なのでしょうか。

アメリカでは、

これに関して意外な事実を

「アメリカAOLエナジー」

(12月18日付)が

報道しています。

ブログ「星の金貨プロジェクト 」に

翻訳されてます。

☆ 参照記事URL:http://kobajun.chips.jp/?p=7141

 

中身を

かいつまんで説明します。

実は、

原発は、金食い虫です。

そのため、

次々と

破綻して行ってるようです。

日本と違って、

10年ぐらい前から、

アメリカは、

発送電の分離をしました。

そのため、

市場における

電気料金の競争に曝されるので、

いくつかの原子力発電所では、

採算割れを起こしています。

関連事業によって赤字を補てんするか

内部留保を取り崩すかしか、

原子力発電所に

道は残されていないと言います。

 

[ドミニオン・リソース社の例]

最近同社は、

所有するウィスコンシン州にある原子力発電所を、

20年前倒しして閉鎖することを発表しました。

このウィスコンシン州ケワウニー原子力発電所について、

同社は売却先を探していました。

しかし、応じる会社は、

一社もありませんでした。


[エクセロン社の例]

稼働中の10か所の原子力発電所、

17基の原子炉を所有しています。

イリノイ、

ペンシルヴェニア、

ニュージャージーの3州に集中して立地しています。

いずれの原子力発電所も

利益を上げることに四苦八苦しており、

エクセロン社は株主に対し、

いずれ配当金のカットに踏み切らざるを得ないと警告しています。




[デューク・エナジー社とエジソン・インターナショナル社の例]

この2社については、

旧来の電気料金体系によって守られています。

しかし、立地している州の規制当局の忍耐が切れかかっています。

予想をはるかに超えた

高額なメンテナンス費用に、頭を抱えている状態なのです。

デューク・エナジー社の原子炉格納容器の補修に

20億ドル(1,600億円以上)を超える費用が見積もられています。

しかし、州の規制当局は、

それ程の費用をかける意味について疑問を持っています。

エジソン・インターナショナル社の原子力発電所も、

予想外のメンテナンス問題に直面させられ、

事業継続できたとしても、

早期の廃炉を免れないようです。

 

[エンタジー社の例]

2つの州で同時に追いつめられています。

まず、ヴァーモント州。

同州のヴァーモント・ヤンキー原子力発電所では、

廃止を

20年早めるように求められています。

次に、ニューヨーク州。

こちらにある

インディアン・ポイント原子力発電所においても、

廃止を20年前倒しするよう

求められています。

同発電所が

これ以上操業を続けることを許さない決意です。

知事は、

必要な電力はカナダからの輸入で十分賄うことが

できるとの立場に立っています。

 

[エクセロン社の例]

オイスター・クリーク原子力発電所は、

現在630メガワットの電力を供給しています。

しかし、2019年に

10年前倒しで閉鎖される見通しです。

 

■ 結び

今後2、3年、

従来型の原子力発電所は、

計画を前倒しして

閉鎖させられる圧力にさらされそうです。

電気料金が自由競争に曝されている地域では、

なおさらのことです

原子力発電所は、

得られる利益を

大幅に上回る管理費が必要とされます。

その結果、

運営企業が

「原発の切り捨て」

に舵を切るのは

時間の問題と見られているとのことです。

 


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