安倍某によれば、自衛隊は、他国での戦闘に加わるのか

安倍晋三は、

5月15日の記者会見で

「（集団的自衛権の行使を容認しても）自衛隊が武力を行使して他国での戦闘に参加するようなことは決してありません」

と繰り返していた。

しかし、

最近になって

「他国が攻撃されても日本への攻撃とみなして自衛隊は攻撃を開始できる」

と言い出したとのことだ

（きっこ @kikko_no_blogさんのツイート〔10:30 - 2014年6月28日 〕参照 ）

白とも言い、黒ともいう。

これは、

洗脳のイロハだ。

要するに、

聞く者をして

思考停止に陥らせればよい。

洗脳を誤解して、

白なら白と

繰り返し聞かされることだと

思われている。

それは、

結果から見れば、

すなわち、長期的な視点で考えれば、

そういう外観があるだろう。

しかし、短期で見れば、

逆を言い、

混乱させる過程がずっと続く。

それが

洗脳の特徴だ。

対立した

視点を二つ、両方とも真として、

提供される

（大体、最初に、まず、

嘘を言って話を受け入れやすくしておき、

後に言い直された方が

本心だろうが、

きちんとした形で訂正されることはないので、

結局、両方とも真のままの扱いだ。

その無理を長期にわたって

押し付けられることで、

「思考」

という人間らしい本源的な能力が奪われる――）。

やがて既成事実を積み上げられ、

紛うことなき本心が

了解できる。

しかし、

「とても覆せない」

という敗北感とともに、

そこまで事態を悪化させた自分の方にこそ

「非」がある、

と相手に思わせた時点で

洗脳が完成する。