のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

ほんまかいな情報、第7弾。海は、無限に広くない!

2013年07月26日 01時33分02秒 | Weblog
海は無限に広くないって、

当たり前のことなんですけど、

ついつい、

これ、忘れてしまいがちじゃないですか。

僕の場合は

そうなんです。

と言うか、そうでした。

(私は、あんたと違って忘れんよ)

という方も

是非、考えてみて下さい。

田中俊一原子力規制委員長が

「基準値以下なら

福島原発の汚染水を海に放出していい」

と言いました。

そういうマスコミの発表が

ありましたでしょ?


☆ 記事URL:http://goo.gl/eMXcIn


覚えていらっしゃいますね。

これにつき、

金子勝 ‏@masaru_kaneko さんが

――水俣病を思い出す。チッソからの排水は基準値以下だった。問題は放出総量なのに。いつまで続くか見通しもなしに、そんなことが国際的に許されるか。(2013年7月25日 - 3:35)――

という鋭い批判をされています。

恥ずかしい話、

僕は、これを読んで初めて、

田中俊一氏の発言の問題性に気付きました。

条件反射的に

「放出総量」は、

ほとんど意識の外でした。

思い出すのは、

食品の

放射能汚染度を示す

「100ベクレル/Kg以下ならば安全」

基準です。

生物的半減期かあるから

大丈夫!

ということですよね。

このように、

危険か安全かの判断を

“検証の有無”に

係らせ、

「検証性に欠ける場合はデマ」

と決めつけ、

誰も反論しない、

または、データ不足なため

反論できないことをいいことに、

往々、メディアを通して、

「風評に惑わされないようしよう」

という呼びかけが

普通に

垂れ流されています。

たとえば、

池田香代子さんの

このエッセイ。


クリックすれば拡大されます。

こういう思考形態に慣れてしまうと

忘れるのが

体内を通過した放射性物質の

総量です。

その総量に対して

何割かが

体内に残存します。

トカゲの尻尾のようだと言っても

その脅威を無視できません。

体内に残存した放射性物質は、

核種によって

たとえ一粒でも

獅子奮迅の働きをします。

すなわち、

アルファ線を発する核種は、

とりわけ強力です。

カッターナイフのように

遺伝子を

切り裂きます。

もちろん、修復されますが、

元通りではないのです・・・

そこに

着目しないといけないですね。

海での希釈に関しては

尚更です。

「海は生きている」

と言っても生物的半減期など

ないからです。

排出総量が

そのまま残存総量です。

排出総量の客観的な

把握がないなら、

「安全性」の判断は、

ただの希望的観測に過ぎません。

この点、

市民科学者として

専門家としての立場から

高木仁三郎bot‏@jinzaburo_bot博士が

次のように

言っておられます、

――100万キロワットの原子炉を一年間動かしたときに、使用済み燃料の中にたまっている放射能の毒性は。10兆トンくらいの水がないと薄めることはできません。⇒http://bit.ly/eeowES (2013年7月25日 - 23:22)――と。


耳を傾けるべきです。

「薄め切れるもんじゃない」

という

事態に立ち至るのに、

そう時間がかからないのじゃないでしょうか。

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