のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

【福島】 原子力ムラ臭のする怪しい企業が「住民帰還」を促す

2014年06月27日 02時28分03秒 | 放射能の脅威
毛ば部とる子 @kaori_sakaiさんのツイートです。

――この企業、蓄光製品のメーカーのようだけど、サイトから「関連企業」、関連企業の実績等を見ると、原子力ムラ臭がプンプンする。
⇒住民帰還へ 誘致企業が稼働
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/6055452561.html?t=1403762999457 …
15:20 - 2014年6月26日 〕――

ツイートに

リンク付けされていた

NHKの記事が

削除されています。

記憶をたどって

再現します。

すなわち、一応、1名を除き、

管理職の全員が地元の人間という

組織構成で、

会社を運営するという話でした。

企業誘致というけれど、

福島県外からたった1人で乗り込んで来るんです。

逃げ出すときの

利便を考えていると勘繰らても仕方ないんじゃないでしょうか。

当座の管理職ということでしょうね。

多分、1年で

いなくなるでしょう。

紹介された会社の

事業内容は、

「暗くなると光る薬剤を塗りつける」

という業務でした。

この「暗くなると光る」

という物質は、

放射性物質なのではないかという疑問が

頭を過りました。

しかも誘致に成功したのは、

取材されたのが

この会社1社だけであるところからして、

ここだけなのでしょう。

どれだけ

福島が危険視されているかの

バロメーターです。

恐ろしく貧弱な企業誘致だな、

という印象を受けました。

そんな、

こんなを指摘されるのを恐れて

NHKの記事が

削除されたのでは、

と思います。

一方、住民帰還については、

下の画像を見て

心痛めない人はいないでしょう。


出典:齋藤 拳太郎‏@kentaro_s1980さんのツイート〔22:19 - 2014年3月7日


何の生活の見通しも立たないままなのに、

避難命令の解除とともに

避難者は、

月10万円の兵糧が絶たれます。

ところで、

そのような政府のやり口に対する、

福島のお母さん方のきもちを

素直に

代弁する質問(2014/4/2820:16:34)が

YAHOO!知恵袋に載ってました。

☆ 記事URL:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14128283389

みんなで考えるべき

と思いますので、

下に、

転載します。

――日本の放射能安全基準の問題です。

チェルノブイリ原発事故の住民強制避難の放射能基準が、

5ミリ・シーベルト/年(0,6μSv/時)です。

ところが日本の避難基準は、

その4倍も甘い20ミリ・シーベルト/年 (2,5μSv/時)で、

20ミリ・シーベルト/年以下ならフクシマ住民帰還しろと。

しかし、そんな

チェルノブイリよりも4倍も高い放射能の故郷に帰れと言われても、

赤ちゃんや子供を持つ母親たちは、

とても帰れない。

赤ちゃんや子供の人生を台無しにしかねないから。


日本の住民強制避難の、

放射能基準が根本的に間違っているから、

混乱と混迷を招いてしまっています。

チェルノブイリ原発事故の住民強制避難の放射能基準にすべきではありませんか?
――。


誰しも

福島で事故が起きるまで、

チェルノブイリより厳しい基準で

日本政府が

対応すると信じていたのではないでしょうか。

しかし、実際に取られた

対応は、

より厳しくどころか

ただの「棄民」としか言いようのない

対応でした。

政府の頭にあったのは、

東電の

救済策ばかりです。

Yahooの質問者の問いかけに対する回答に

「住民を早く戻す=復興がなったと世界に喧伝=原発を稼働させるため=自分達の利益」

という図式をもって

答えているものがありました。

その通りと思います。

ただ、なぜ、

原発を稼働させることが

自分達の利益につながるのかについて、

もう少し、

言葉を補う必要があるでしょう。

要するに、

原子力村とずぶずぶな

官僚たちは、

過ちを認めたくないのです。

政府は、

あたかも全知全能の神であるであるかのごとく

自己認識を誤った

そんな官僚に迎合し、

あろうことか、

事実に蓋をする道を選んだわけですな。

僕は、

陰謀論者ではないですが、

――目先の利益を求めて志を曲げる人物には、本当の幸福は訪れないのです――

というリチャード・コシミズさんの

botツイート〔11:04 - 2014年6月26日 〕の意見に賛成です。

冷静に考えたら分るはずですよ。

こればっかりは、

右翼も左翼もないと思います。

過ちを素直に認め、

舵を切り直すべきです。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿