のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

大塚愛さんを責めるJ-Castという不思議なサイト

2015年03月17日 23時23分05秒 | 放射能の脅威
放射性物質の特徴は、

音もなく、色もなく、臭いもないので、そこにあっても

気づけない

人間にとって超危険な物質だ。

それがまき散らされた地域で農作物の

作付などがなされている。

それが分かっていて頭から安全と決めつけ、

不安だと言う者に対して、

「十分な理由、根拠を示せ」と責める。

これって、

逆のデマではないか。

どうしても安全と主張したいのなら、

そう主張する者こそ

「十分な理由、根拠を示せ」ばいいではないか。

「基準値を下回る」

という厚生労働省の判定そのものが信じられなくなっている。

厚生労働省だけじゃない。

これまで権威とされていたものすべてがいかがわしく見える。

amaちゃんだ‏@tokaiamada さんが指摘されるように、

――フクイチ事故が本当にもたらしたものは、それまで東大出だ医者だ、教授だと偉そうに威張ってた連中の大半が何一つ信用できない、できそこないのニセモノである現実を曝露したこと
山下俊一だ鈴木真一だ、本当に鼻持ちならない原子力産業御用達のインチキ人間ばかりだと初めて真正面から教えてくれた〔20:16 - 2015年3月17日 〕――。

それもこれも

行政が

「福島県死ね死ね」

という割り切りで行動しているように見え、

そのような行政の人的なありようを後ろから支える有象無象の知識人が多いからだ。

不安を口にすれば、

「活動家じみた発言」などと

揶揄される。

そういう空気が漂う社会にあって、

到底、

正確な情報が流布されていると思えない。

J-Castは、

「最初こそ好意的な感想が寄せられたものの、すぐに厳しい指摘が相次ぐ」

などと反応に演技性がないかのように記述している。

しかし、原発再稼動にあたって、

公聴会を開こうもんなら、

“さくら”が押し寄せてくる。

実際、そういうニュースがあったはずだ。

「最初こそ好意的な感想が寄せられた」のは、

情報の管理をしようとする者が油断をしていたためだろう。

ネットの世界に

溢れだしている2チャンネル民が原発推進に必ずしも賛成と決まっていない

という点がわずかに救いだ。

しかし、それにしても

「J-Cast」というニュースサイト、

安倍自民党と

放射能に対する危機意識がどっこいどっこいなのに

失望した。

「美味しんぼ」のとき、

鼻血は出ない派だったんだろうな。

あたかも原発事故がなかったような印象操作をして

生み出されるのは悔悟だけだということ、

いい加減、

学ぶべきではないのだろうか

(「J-Cast」とデマ攻撃による言論妨害者との

共犯性については、

拙稿「一体、別のアカウント(略して別アカ)は、何名まで可能なのか ~ “炎上”という暴力の背景」参照)。



〔資料〕

「大塚愛が原発放射能めぐりトンデモツイート 『未だに食品には不安が多く・・・』に批判集中」
 
   J-Castニュース(2015/3/16 16:00)

☆ 記事URL:http://www.j-cast.com/2015/03/16230443.html

(問題点が直ぐに分かるようにと、僕の方で判断して、何か所か文字に色をつけました。赤は、強調。青は、記者の視点を疑う趣旨です)


シンガーソングライター・大塚愛さん(32)のあるツイートが波紋を呼んでいる。

東日本大震災発生から丸4年を迎えた2015年3月11日、東京電力福島第1原発の事故で起きた食品の放射線被害に触れたのだが、その内容に批判が集中している。

「不用意な発言がデマを拡散させる」


十分な理由や根拠を示さず、断定?(画像は11日のツイートより)

大塚さんは3月11日午前、

“「4年の月日が経って、薄れていく記憶とは反比例に募る放射能による子供への影響の不安。未だに食品には不安が多く、神経質に過ごす毎日には、起こった出来事の大きさを少しも忘れることはありません」

とツイート。

“「これからも月日が経ってわかることがでてくることと向き合わなきゃいけない未来が来たときに、子供たちを守れることは何か、考えて行動しなきゃいけない。守りたい」

と続けた。

このツイートに対して、

“「お歌の世界の立ち位置では、言いにくいことを、あえて呟いてくださってありがとうございます」
「あたしも食品にはめちゃくちゃ気ぃ遣います、、」

など最初こそ好意的な感想が寄せられたものの、すぐに厳しい指摘が相次ぐ。

“「あなたの知名度から、不用意な発言がデマを拡散させる事になることを自覚しなさい」
「4年もたったいま、こんな活動家じみた発言で福島県死ね死ねを振りまく人間性には呆れますね」

十分な理由や根拠を示さずに大塚さんが「未だに食品には不安が多く」といった断定的な発言をしたことに対して「不安をあおる」といった反発が相次いでいるようだ。

調査した全100家庭でセシウムの検出限界値を下回る

実際は、今では福島の食事からは放射性物質はほぼ検出されていないと言ってもいい。生活協同組合コープふくしまが14年7月から15年2月にかけ、県内の100家庭の食事を陰膳方式(編注:一般家庭で調理された食事と同じものを検査し、栄養素や化学物質の総量を推定する調査)で測定。100家庭すべてで福島県産の食材も使用されていたが、どの家庭からも検出限界値の「1キログラムあたり1ベクレル」のセシウムは検出されなかった。この調査は、コープふくしまが15年3月7日に結果をウェブサイトで公開している。

厚生労働省が定めている食品に含まれる放射性セシウムの基準値は、一般食品の場合で1キログラムあたり100ベクレル。福島で出されている食事は、この基準値を大幅に下回っていることになり、福島県産食材は安全と言ってもおかしくない状態だ。

15年3月16日午後になっても、大塚さんは寄せられた指摘に未だ答えていない。

しかし、「ファンにとってはカリスマですから、服装やメイクなどのファッションに留まらず、ライフスタイルや思想まで真似る人は多いと思いますので、不勉強な発言は控えて欲しいと思います」などの厳しい批判は寄せられ続け、15日には元ツイートと反応をまとめた記事まで作られた。






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