のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

高市婆に問う、本当に一人も死んでないか。

2013年06月18日 15時46分29秒 | Weblog
ogawabfp‏@ogawabfpさんのツイートです。

――「原発事故の死者なし」とする暴論に対して被害者の声を伝える東京新聞2012.8.12 その1。
南相馬市小高地区の江井さんは原発事故で孤立「水をください」とメモを残し亡くなった。pic.twitter.com/NYZd5npoPA(2013年6月17日 - 20:38

原発事故によって

「一人も死んでない」

というのは、

何重にも

過小評価です。

「被ばくが“直接”の原因となって」

という飾りをつけをして

なぜ、事故を軽視しようとするのでしょう。

“直接”と言えるためには、

(1)被ばくの脅威では足りない、

(2)被ばくの直後でない場合を度外視する、

という二つの

限定が

付されているように見えます。

しかし、

原発事故によって死んだ人を

致死量の

毒ガスを吸ったり、

銃で撃たれたような場合と同じように考え、

被ばくによる影響が

直ちに生じる、

すなわち、即死する場合以外をすべて、

カウントしない合理的な理由があるでしょうか。

「原発さえなければ」

と壁に書き残し、

無念な

自死を遂げた人が

どうして

省かれているのでしょうか。

死より

つらい現実があるのです。

数値という

量的なものに

還元して

人の苦しみを

軽く見る

非人間性を許し難く感じます。、

直接的な

被ばくの脅威がなければ、

明らかに

死なずに済んだのではないですか。

希望が消えた人間の

言葉で言い尽せない不安やら悲哀に

寄り添えない人間の感覚が

理解できません。

感情抜きで、

理性的に考えるとしても

“直接的”

でないとして区別する

理由が

不分明です。

事故を機会として、

被ばくして死ななかっただけの話です。

しかし、事故という

「これ」なければ、

自死という

「あれ」なしの関係にあります。

被ばくの脅威が

直接的に差し迫ってありました。

因果関係は、

あると見ていいのではないでしょうか。

また、上記、東京新聞で

報じられた

置き去りにされたケースは、

もっとたくさんあったはずなのに、

しかし、ほとんどが

報道されず、

社会全体で見殺しにしたのも同じです。

そういう人を

含んでいません。

新聞で報道のないことは

事実としてない、

ということとは異なります。

この場合も

「ない」という主張に

人の死を安易に扱い、

無視する乱暴さを感じます。

百歩譲って、

直接の死因が被ばくの脅威だけでは足りない、

被ばくした場合に

限るとしても、

誰も死んでないと言えないですよ。

捜索中や

事故現場での収束作業中に倒れ、

救急搬送された人が

複数人、

何十人、何百人という規模で

存在するのではないですか。

あるいは、除染中に倒れた人は

いないのでしょうか。

その方達の

“その後”の報道が

まったくありません、不自然なぐらいに。

一体、どうなったのでしょうか。

新聞等で

報道のないのをいいことにして

被ばくでは

死んでませんよ――と言うのは、

議員として

怠慢過ぎではないでしょうか。

高市氏は、秘書付きで

歳費を1億円ほど手にしているはずです。

そのお金は、

国民のために使っていると誓えますか。

僕は、

議員ではないですが、

そう簡単に忘れんですよ。

簡単に忘れているらしい高市氏には、

徹底した

洗い出しをお願いしたいです。

洗い出しの過程で

思い出されるかもしれません。

脳卒中、心不全と言った病名で

不自然な死を

一括りにしてないか、

その方達の

医学的所見は、

すべて公表されたか、などです。

また、行方不明者の捜索や

福一での事故収束作業、

除染作業の過程で

といった労務災害と紛らわしい場合でなくとも、

放射能は、

老化現象を招き、

緩慢な

死を迎えられる方も

大勢、いらっしゃるでしょう。

それ以外の

病変も考えられます。

「今までのところ死んでいない」

という限定を付されますか。

しかし、正直、そんな風な

無神経に

「死んでない」

などと言うこけおどしの安全宣言は、

もう止めてもらいたいです。

これから、

百万人、2百万人が

被ばく者として

亡くなっていく可能性があるのに

「今までのところ、死んでない」は、

あまりに

悲しい暴論、ないし棄民論です。

なお、最後に

東京新聞が

伝えた

「水をください」

とメモを残し亡くなった方の記事の

画像を

添付しておきます。


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