望遠側での撮影は、焦点距離に10倍の開きがある広角側だったなら、被写体を1/10
の大きさにして、1/10の距離から写すのに相当します。場合によっては、マクロに切
り替えねば写らないということも考えられます。
ところで、望遠側を使った”近・中接写真”とマクロ撮影との間には、共通した特異
な現象があります。ピントを合わせた前後のものがボケるということです。次に、こ
の説明をします。いわゆる被写界深度の問題です。
これについては、「難しい理屈はさておき、焦点距離は長いほど、また絞りは開くほ
ど、そして被写体に近づくほど、被写界深度が浅くなる、と覚えておきましょう」式
の解説が多いです。ほとんどそうだと言い切っていいでしょう。しかし、これでいい
んだろうかと、僕などは思ってしまいます。
写真を撮るというのは、記録を残すためです。綺麗であるかどうかはともかく、きち
んと写って無ければ話になりません(これは、写真が芸術でなくていいという意味で
はありませんよ、お間違えなく)。
僕としては、もし、ちゃんと写ってないなら、どうすればいいのかを考える手立てが
欲しいわけです。それがなければ、同じ失敗を繰り返すだけと思います。つまり、
フィードバックが出来て初めて、次の一歩を踏み出せるのですから、そのための思
考回路が欲しいというわけです。
聞くところによると、生涯、やれる趣味に二つあるそうです。一つは、魚釣り。もう
一つは、カメラだそうです。道具を買うときは、いくらかの出費を伴うけれど、維持
費など他の経費や労力を考えると負担が少ないという点で、この二つの趣味、似てい
ると言えるかもしれません。
さて、親の介護をしていて強く感じるのは、閉塞感です。現在に対しても、未来に対
しても感じます。そういう状況を打破しようとすれば、遠くを見る眼力のようなもの
が必要です。その力をどうして養うかと言えば、ぼうっとしてることです。急いた気
持ちで物を考えても道は拓けないと思います。趣味を持っていると、そんなときに役
立ってくれるのです。何かに没頭してるときって、案外、ぼうっとしています。もし
くは、ぼうっとする瞬間を作ってくれます。だから、同じような境遇にいる人に趣味
を持つ喜びを伝えたいのです。
僕が焦点距離という専門的な数字を中心に据えたため、難解に過ぎる、と反発を
覚えられた方も、あるいは、いらっしゃるかもしれません。しかし、単に話を難しく
する目的で数字を持ち出したわけではありません。そう受け取られたとしたら、誤解
です。僕は、プロになるつもりはありませんし、どこまでも趣味です。ただ、釣り人
が魚の習性を知りたがるように、カメラのメカニズムを学びたいと考えているだけで
す。被写界深度の話は、そのようなメカニズムを知る上で重要なのです。難しい理屈
だからと言って、”さておく”つもりはありません。
ただ、少し脱線が過ぎました。続きは、次の記事にて改めて書くことにします。
の大きさにして、1/10の距離から写すのに相当します。場合によっては、マクロに切
り替えねば写らないということも考えられます。
ところで、望遠側を使った”近・中接写真”とマクロ撮影との間には、共通した特異
な現象があります。ピントを合わせた前後のものがボケるということです。次に、こ
の説明をします。いわゆる被写界深度の問題です。
これについては、「難しい理屈はさておき、焦点距離は長いほど、また絞りは開くほ
ど、そして被写体に近づくほど、被写界深度が浅くなる、と覚えておきましょう」式
の解説が多いです。ほとんどそうだと言い切っていいでしょう。しかし、これでいい
んだろうかと、僕などは思ってしまいます。
写真を撮るというのは、記録を残すためです。綺麗であるかどうかはともかく、きち
んと写って無ければ話になりません(これは、写真が芸術でなくていいという意味で
はありませんよ、お間違えなく)。
僕としては、もし、ちゃんと写ってないなら、どうすればいいのかを考える手立てが
欲しいわけです。それがなければ、同じ失敗を繰り返すだけと思います。つまり、
フィードバックが出来て初めて、次の一歩を踏み出せるのですから、そのための思
考回路が欲しいというわけです。
聞くところによると、生涯、やれる趣味に二つあるそうです。一つは、魚釣り。もう
一つは、カメラだそうです。道具を買うときは、いくらかの出費を伴うけれど、維持
費など他の経費や労力を考えると負担が少ないという点で、この二つの趣味、似てい
ると言えるかもしれません。
さて、親の介護をしていて強く感じるのは、閉塞感です。現在に対しても、未来に対
しても感じます。そういう状況を打破しようとすれば、遠くを見る眼力のようなもの
が必要です。その力をどうして養うかと言えば、ぼうっとしてることです。急いた気
持ちで物を考えても道は拓けないと思います。趣味を持っていると、そんなときに役
立ってくれるのです。何かに没頭してるときって、案外、ぼうっとしています。もし
くは、ぼうっとする瞬間を作ってくれます。だから、同じような境遇にいる人に趣味
を持つ喜びを伝えたいのです。
僕が焦点距離という専門的な数字を中心に据えたため、難解に過ぎる、と反発を
覚えられた方も、あるいは、いらっしゃるかもしれません。しかし、単に話を難しく
する目的で数字を持ち出したわけではありません。そう受け取られたとしたら、誤解
です。僕は、プロになるつもりはありませんし、どこまでも趣味です。ただ、釣り人
が魚の習性を知りたがるように、カメラのメカニズムを学びたいと考えているだけで
す。被写界深度の話は、そのようなメカニズムを知る上で重要なのです。難しい理屈
だからと言って、”さておく”つもりはありません。
ただ、少し脱線が過ぎました。続きは、次の記事にて改めて書くことにします。
カメラのメカニズムを良く理解する事はそれだけ写真の表現を広げられると言う事です
写真は理屈なんですよ、物事って何でもそうじゃないですか?
基本と云うのは理論であり式ですもんね
それを(ある程度)理解した上で感覚で撮るんです
そこそこナイスな写真を撮るにはカメラのメカニズムを知っておかなくてはなりませんよね
私もまだ分かっていない事あるんですけどね・・
なんせ数字が苦手なもんで
忠太さん、着々と進んでいるではないですか!
マクロ撮りで前後がボケるのは被写体までの最短焦点距離が短く作られているので被写体から少しでも前後してあるものにはピントが合わずボケます
が、そのボケを味として作画に生かすのもまたオツなものです
ただ慣れないうちは手前のボケ(前ボケと言う)を上手く処理出来ず目障りなうるさいヤツと気になりますよね
そこは練習、いろんな角度やら自分のポジション変えながら何カットも撮って前ボケをいい味付けにしてみてください
あれれ・・ こう言う事じゃなかったっけ?
そうですよね。
何かに没頭するっていいんですよね。
にこっ☆カメラににゃん没頭にゃん素敵にゃん事にゃんね☆
何かをにゃん一生懸命にゃんするってことはにゃん☆
素敵にゃん事にゃん思うにゃんよ~☆
研究熱心さににゃん☆日々感心してるにゃん☆
いつもにゃん何気なくにゃん使ってるカメラにゃん☆
本当はにゃん奥にゃんふか~~~いにゃんね☆
化石に近い状態になっている理系の知識を総動員して、レンズの公式と格闘中です・・・
ある程度分かったとしても、無茶苦茶は書きたくないので、疑問を解消してからと、ついつい考えるわけです。そうしますと、知らぬ内に深入りしておりまして、頭の中がだんだん混沌としてきます。
気分としては、SOSです。
でも、まだもう少しがんばってみます。