のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

死刑を執行された加賀山領治さんの短歌

2013年12月13日 07時07分29秒 | Weblog
昨日、

死刑が執行された

2人の死刑囚のうちの1人、

加賀山領治さん(63歳没)が残した短歌を

きっこ‏@kikko_no_blogさんが

ツイッターで紹介されていました(2013年12月12日 - 13:20 )。

次の三つです。

「一日を座禅で過ごす僧まねて形だけでもにわか禅師に」

「還暦を祝ってくれる人もなく孤独な我に便りまい込む」

「現世では孝行できぬ身となりて病みたる母に詫びるすべなし」

心に響きませんか?

さて、死刑執行に関して、

こんなツイートが

ありました。

有田芳生@aritayoshifu さんの発信です。

――死刑執行に同意した谷垣禎一法相は、60年に岸「右派」政権から池田「経済」政権に移行したように、ポスト安倍を狙う。私は特定秘密保護法に関し、法務委でスパイ防止法に反対した谷垣氏に質問したが、まるで別人だった。衆院可決時の笑顔を忘れない。 pic.twitter.com/8cy9RgCukq〔2013年12月12日 - 10:26 〕――

かつて、

谷垣禎一法相は、

強くスパイ防止法には反対した人です。

それが

“特定秘密保護法”という

スパイ防止法の焼き直しに過ぎない法案に

賛成しました。

しかも有田氏の表現を借りれば、

まさに「笑顔」で、です。

ポスト安倍を狙う権力志向の

帰結だったのでしょう。

その人間が

死刑執行の同意をしました。

一見関係のない

この事実は、

特定秘密保護法の性質を

よく物語っているように感じます。

すなわち、特定秘密保護法は、

人の心を失くした

権力亡者でなかったら、

賛成し得ない法案だったということ、

すなわち、

「国家の安全」という口実でを使ってでも、

保身のため

国民の主権者たる地位を蔑ろにする

者のためにある法律です。

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