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嘉田由紀子前滋賀県知事の民主党への関わりを問題視する自民党県連が送付した文書

2014年12月12日 22時12分42秒 | 選挙
12月13日付〈12日発行〉日刊ゲンダイに

「大メディアだけでなく大学にも言論弾圧」

と題する記事がある。

嘉田由紀子前滋賀県知事が

民主党の公認候補の街頭演説に参加するなどしたことを

問題視して

自民党滋賀県連が文書を送りつけたようだ。

内容が

よくこんなもの送ったな、

というほどの

理不尽なものだ。

「国政選挙中、一般有権者を前にして、特定の政党、特定の候補を、大々的に応援されるということは、教育の「政治的中立性」を大きく損なう行為であり、当県連に致しましては、誠に遺憾であります。本来、公平中立であるべき大学の学長のとるべき姿とはとても考えられません。本件につきましては、自民党本部、および日本私立大学協会とも、協議を重ねており、しかるべき対応を取らざるを得ない場合も生じるかと存じます。東京オリンピックや滋賀県の2巡目国体を控え、スポーツ振興が進められる中、政権与党自民党としても、本事態に対しましては、大きな危惧を抱かざるを得ません。貴職におかれましては、嘉田学長に対しまして、節度ある行動を喚起いただきますよう切にお願い申し上げます」

という文面だ。

読んでいて、実に、不快になった。

自民党の中に

安倍某のブレーンをやっているような大学関係者がいる。

そちらが許されて、

なぜ、嘉田氏の場合が許されないのか、

筋道が立っていない。

日刊ゲンダイの記者が指摘するように

「嘉田学長の政治活動が『ケシカラン』のではなく、安倍自民党を批判するのが許せない」

ということだろう。

しかも自民党県連の取っている態度は、

単にフェアーじゃないというばかりじゃない。

東京5輪や滋賀での国体を引き合いに出して将来の非協力を匂わせてもいる。

これは、

立派な脅し、恫喝だ。

自民党も

気味の悪い政党になったものだ。

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