のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

年収150万円、どう自由に生きる?

2013年04月25日 01時28分51秒 | Weblog
麻生太郎や

安倍晋三のように

「年収何千万円(単位は億かもしれない)かを稼がないと

人間じゃないよ」

という人間がいる一方で、

「年収150万円で、

僕らは自由に生きて行く」という

アベノミクスに

大変、都合のいい本が

本屋に並んでいるとのことです

(4月25日付日刊ゲンダイ記事

「年収100万円時代に飲み込まれる」参照)。

そんな自傷を煽るような本があるのか、

不思議に思い、

探しました、

ありましたよ!

これです、これ

星海社新書、イケダハヤト著になってます。

これらの傾向に対し、

「ずっと『安月給』の人の思考法」

の著者、

木暮太一氏は

説きます。

「企業努力で

社員教育を徹底。

マニュアル化を推し進めます。

しかし、お金をかけて

出来上がるのは

代替性のきく労働力です。

これは労働力の価値の低下を招きます。

労働者の

報酬が減るのは

当然の帰結なのです。

実は、こうした経済的な矛盾が

日本企業のあちこち生じています」

そういう現状を踏まえた上で、

派遣社員を

途上国と同レベルにする動きが

現れるのではないか、

と小暮氏は危惧されます。

つまり、企業への肩入れの結果、

待っているのは、

派遣社員等の

更なる賃下げではないか、

ということ。

ところで、

企業の思惑通り、

後進国と

均一賃金になったとします。

仮に、その体制が整ったとき、

雇い主は、

ターゲットを変えるでしょうね。

(俺(私)とは無関係)

と安心している正社員が集められて、

解雇の申し入れが

なされ、刈り込まれるでしょう――。

運が良ければ、

雇い直しをして頂けます、

派遣社員として、

あるいは、パートとして。

(あの賃金の話、自分たちの給料体系を話してたんだ!!)

と納得する日が

いつか来るに違いないのです。

悔しいですよ。

「仕事があるだけ喜べ」

とでも慰めてくれるかもしれません。

また、50万円程度なら

一時金の支給が

あるかも、ですね。

そりゃ、

年収100万が普通なら、

それで

有頂天になる人が

いて不思議ではないです。

しかし、50万は、

いずれは削られて

みんなと一緒になります。

社員にそれを見抜く知恵がなくとも、

企業に抜け目はありません。

その覚悟は

必要と思います。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿