のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

蔓延する「毒をもって毒を制する」という考え方

2015年11月11日 05時01分39秒 | 福祉の貧困
エリック ・C@x__ok さんのツイート。

――死刑制度があるから犯罪が減らせられていると思っているのと同じ理論で日本の多くの事があるのでしょう。 〔21:26 - 2015年11月10日 〕――

刑罰を科す目的は、

同害報復か

教育かのいずれかです。

刑罰に威嚇の効果しか認めないのは、

刑罰を科す目的につき、

同害報復と考えているからです。

でも、

この考え方は、

世界的に見て、もう古いのです。

しかし、

日本がそこから脱却できないのは、

死刑制度を

存知させたいからでしょう。

死刑が怖いから、

凶悪犯罪を犯すのを抑止する

抜きがたい

思いがそこにあります。

刑罰を

教育的に考えるのは、

被害者への冒涜であるとさえ考えてしまう。

これって、

面白いですね。

刑罰を

教育的に考えるのが

それほど耐え難いなら

教育の世界で

「体罰の教育的効果」など

認めない人が

多くいて当然なのに、

日本では、

被害者の許せない感情を大事にする人に限って

体罰を肯定してます。

その典型が橋下徹さんです。

結局、

教育のためと称しながら、

教師の側からの

“復讐”になってしまっているのが

体罰の現状かもしれません。

エリック ・Cさんの

ツイートを読んで驚いたのは、

この話が

セーフティネットに絡んで

言われていることです。

すなわち、

anteru‏@anteru8さんの

次のツイートを受けたものです。

――@x__ok 日本人はなぜか「離婚・失職しても大丈夫なように、社会のしくみを整えよう」とは考えません。むしろ「離婚や失職すると食えなくなる状態を保てばこそ、離婚や失職を減らすことができる」との頭でいるようです。不安は同調融合の原動力。不安の不在が招くであろう孤独が怖いのです。〔12:54 - 2015年11月8日 〕――

毒をもって、

毒を制するという考え方なのですな。

この考え方を

全面否定するつもりはありませんが、

これ一本では駄目、

と思いますな。

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