のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

monta & Brothers

2009年03月06日 17時31分15秒 | Weblog
こんなことがありました。
クラブ活動の帰り、向こうの方から歩いてくる人影が見えました。
彼女でした!
「どうしたん?」
「話がしたくって・・・・戻ってきた」
もう夕闇が迫る時刻でした。
授業など、とうの昔に終わっていました。
(待ってたんや、こいつ。1時間か、それとも2時間か・・・!)
「分かった、話しようか」と言って、屋上に出ました。
話の要点は、「黛ジュンに似てると言ってよい」ということのようでした。
どう応えていいか分からず、
「体、触ったらあかんか?」と、訊いてみました。
「いいよ、触って。でも、やめた方がいいと思う。損するよ」
「なんで?」
「体を触ったら、男として、責任が生じるでしょう?」
「そうか。そうやな」
日の落ちかけの空を眺めながら、
ピンと小指を立て、彼女の手首に触れてみました。
そのとき、チラッと横顔を見ました。
顔を伏せていたので、表情は良く見えなかったけれど、
黛ジュンというよりは、オリビア・ハッセイやなと思いました。
何だか神々しくて、僕には似つかわしくありませんでした。
僕は、ガキの頃から、ワルで通ってました。
「あの子な、退学させんとあかんわ。怖い子やで」
と、PTAのおばちゃんがうるさかったです。
(僕の逆鱗に触れるようなことをする方が悪い)と思ってましたけど、
話を聞いてくれる大人はいなかったです。
「少年院に入れてしまえ」という保護者会の動きもあったようです。
しかし、僕の報復を恐れて、告げ口をした学友は退学してゆきました。
確かに、ワルだったかもしれない。でも。反面では、
「赤毛のアン」に感動し、「人魚姫」に涙する少年であったことも事実です。
尾崎豊の楽曲を紹介したとき、
「アンバランスで聞いてられない」というコメントを頂戴しました。
僕は聞いてやるべきと主張しました。
彼の姿は、僕と重なっている、、、
無意識の内にそう考えたのかもしれません。
さて、そんな自分の青春の挽歌と思って紹介します。
もんたさんの"Dancing all night"です。もんたさんと言っても、
みのもんたさんではないですよ。
高校生の頃の僕の雰囲気は、大体、こんな風だったと思います。
まぁ、往々、自己評価と他人の評価は、食い違うものです。
話半分で、聞いておいて下さればいいです。
実際に会って見て、全然違うやん!!! ということになっても、
当方は責任を負いかねます。


monta & Brothers "Dancing all night"



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12 コメント

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おはようございます! (エルモリア)
2009-03-07 09:04:55
もんたさん、好いですね~!
ダンッシング・オールナイトを聴くと
息子が3歳のころ、おもちゃのマイクを握りしめ、
もんたさんの動きを、真似していました~^^

忠太さんの、青春時代は甘酸っぱい思い出が
いっぱいなのですね
わたしは女子高だったので、ロマンスは無し~
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☆エルモリアさんへ (忠太)
2009-03-07 16:55:08
甘酸っぱい分、思い出すと、辛いですね。。。
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☆*:;;:*☆こんばんゎ☆*:;;:*☆ (とうふ)
2009-03-07 19:11:52
まさに尾崎豊の歌詞を思わせる
青春時代じゃないですかぁ♪
おとなしく目立つことの無かった私には
少し羨ましかったり。。
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☆とうふさんへ (忠太)
2009-03-07 21:17:50
これから変わって行くんじゃないですか。
雨の日も晴れの日と同じように、いつも明るく元気な方だもの、その内、目立ちだしますよ。。。!!
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とうふさんへ、☆つづき (忠太)
2009-03-07 21:28:33
って、もう充分目立ってません。そんなことないですか…
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Unknown (mu-mamu)
2009-03-09 00:10:06
こんばんわ、青春映画の一コマを
見てるような気がしました。

本当に青春ですね、
オリビア•ハッセーに似てた人は、当時モテモテで
なかったのですか?


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☆mu-mamuさんへ (忠太)
2009-03-09 18:53:59
モテるというレベルは、軽く超えていたんではないですかね。道を一緒に歩くと、男という男がすべて振り返ってました。しかも、口を半開きにして・・・
食堂で食事したとき、見ず知らずの人が前に並んでいたこともあります。見とれているわけですな。一点集中でこちらを見ているから、注目されているのがすぐ分かりました。
彼氏としては、とても不愉快でしたよ。
ばったり会う町の人たちばっかりではないです。学内に、いわゆる二枚目とかいう男性がいるじゃないですか。モテモテの・・・。そういう男性に、よくあら探しをされてました。モテる男性に限って、嫉妬心が旺盛なのかな。この頃に植えつけられた信念です。嫌がらせは、本当にすさまじかったです。口に出して言うのが憚れるほどです。余計な話ですが、僕がジャニーズ系のタレントを好まない(立派な偏見ですけど)理由は、この頃の体験がトラウマになって残っているからのように感じます。
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一時、十代へ戻りたい! (kayo)
2009-03-11 11:20:16
黛ジュンからオリビア・ハッセーに!?
うっほ~ そう云うもんじゃろね・・

物事の本質と奥を見るから<不良>になるのだと思う、反発の裏返しですよね、私も<問題児>だったらしい・・
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わぁ! (忠太)
2009-03-11 15:14:42
同類項だ、嬉しい!!!
問題児、万万歳ですぅぅぅぅ・・・
kayoさんて、やっぱ気風のいい人だと思う。だから、男気があると言ったんです。
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今、思えば・・ (obichan)
2009-03-13 15:59:56
私の時代、田舎だったからか、
不良なんて感じた子はいませんでしたね。
でも、漫画は流行っていたように思います。
男一匹ガキ大将とか、明日のジョーとか。

何となく、忠太さんも
ある意味、モテ男だった気がしました。
自分が気づかぬだけで。
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