のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

岩上安身氏 / 「TPPは、日本にとってどんな条約か」

2013年02月26日 03時46分00秒 | Weblog

2013年2月25日(月)、

ラジオ文化放送

「夕やけ寺ちゃん活動中」の

「ニュース本音と建前」という番組(33分30秒頃~)は、

是非、視聴して下さい。

テーマは"日米首脳会談とTPP"です。

TPPを理解する上で、

必要な

米韓FTAに関する情報を

岩上安身氏の解説を通して学べます。

繰り返しますが、

日本人、必聴の番組ですよ。

本質的にTPPという

この条約は、

日本の植民地化条約と言えます。

知らないまま、

受け入れて後で泣くことになるのは、

私たち自身です。

 ☆ 番組視聴サイトURL:http://iwj.co.jp/wj/open/archives/60783

ツイッターに流れた

岩上氏の発言を

幾つか拾い上げます。

文頭の番号は、

僕が任意につけたものです。

発言を順序立てる以上の

意味はありません。

 

(1)どのメディアも関税撤廃のことだけを報じている。しかしTPPは関税の問題だけではない。国内の諸制度がまるごと変わってしまう(リンク

(2)共同声明には『すべての物品が交渉の対象になる』とある。メディアはすばらしい成果を得たと報じている。産経新聞などは『満額回答』だと。しかしオバマ大統領は昼食会でランチを食べずミネラルウォーターだけ(リンク

(3)共同会見もなし。晩餐会もない。非常に冷たい扱いをされている。しかしそのことをろくに(日本のマスコミは)報じていない(リンク

(4)韓米FTAを研究している郭洋春教授にインタビューした。新たに分かったこととして"間接接収による損害賠償"というのがある。米国の企業が『利益の邪魔をされた』として韓国政府に損害賠償請求が出来る(リンク

(5)"待遇の最小基準"。国際慣習法に則るよう定めている。しかし、国際慣習法などというものはない。どうやらアメリカの慣習の総体を指しているらしい。成文法でもなんでもない(リンク

(6)韓国の言語、文化、法律、土地のすべてが米国の思うように作り変えられている。米韓FTAは韓国の国内法の上位にある。しかし、アメリカの州法よりは下。完全な不平等条約(リンク

(7)米韓FTAは完全な植民地政策。TPPで日本も同じ状況に。韓国と日本は仲良く米国の植民地に。非常に恐ろしい中身。しかしメディアは報じない(リンク

(8)TPPも米韓FTAも安全保障の問題。なぜ昨年、竹島問題や尖閣問題が持ち上がったか。これとセットでTPPに入れということ。その挙句、米国にすべてを吸い上げられる(リンク

 

安倍某は、

「愛国を掲げながら、国を売る輩」

だという認識が

アメリカにも伝わったことでしょう。

「アーミテージさん、マイケルグリーンさん、ありがとう」

なんて挨拶、

オバマ大統領に臣下扱いされた

面当てだったのでしょうか。

しかし、それにしても

何を考えているのでしょうね、

この人!

アーミテージさん、マイケルグリーンさんともに

いい迷惑だったと思います。

裏から手を回す関係というのは

表に出ると

まずいのです。

それも分からないほど、

安倍某は

愚かだということが

これで周りにも伝わったでしょう。

「成果はなかった」

という中国メディアの報道は、

辛辣だけれど

正確です。

韓国の肯定的評価には、

立場が近いゆえの

同情が入っていると思います

(つまり、もっと本当には

アメリカの植民地になるための

一歩を

踏み出してしまった、

ということです)。

参考までに、

中国と韓国の反応を伝えるニュースを

下記に転載しておきます。

 

■ 資料

「成果はなかった」

   テレ朝ニュース(2013/02/24 11:53)

☆ 番組URL:http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/230224005.html

中国中央テレビ:「今回の訪米は、安倍総理就任時の一大願望がかなった形となったが、アメリカでは冷たい待遇を受けた」
 中国国営テレビは、今回の訪米で行われた重要なイベントは、日米首脳会談と会談後の昼食会のみだったことや、アメリカの主要メディアが生中継しなかった点などを指摘し、アメリカ側は冷ややかな態度で応じたと報じています。また、安倍総理が尖閣諸島問題でオバマ大統領の支持を取りつけることを最も期待していたが、大統領は何も述べなかったとして目的を果たせなかったという見方を伝えています。中国とは対照的に、韓国の連合ニュースは「日米関係が回復するきっかけになる。北朝鮮の情勢はもちろん、韓米、韓日関係の行方にも影響を与えるだろう」として肯定的にとらえ、今回の総理訪米を評価しています。


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