のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

細川陣営と宇都宮陣営、埋まらない溝――。

2014年01月18日 05時44分25秒 | Weblog
脱・原発にかける思いを

どこまで宇都宮氏は受け止めているのか――。

そうした不信感を募らせる

大なるものは、

価値観の違いから生じていると思います。

たとえば、

次のお二方の重心掛け方、

共感できますか。

まずは、

森ゆうこ‏@moriyukogiinさんです。

この方は、

こう述べます。

――脱原発は「ワン イシュー」ではない。
福島原発事故の現実に相変わらず目を背け、廃棄物最終処分の目処も立たないのに相変わらず既得権を擁護する立場に立つのか、それとも、真に国民の側に立ち未来を築こうとするのか、政治の本質が問われる問題なのだ。
脱原発こそが日本を発展させる!〔0:20 - 2014年1月16日 〕――

もうお一人は、

hiroki‏@takitahiroki さんです。

――細川さんが都知事になって脱原発を実現できるかなんてどうでもいいのだ。むしろ細川さんが都知事選に出馬し当選することで、自民党に対抗しうるための野党勢力の再結集が起こる一つのきっかけになればそれでいいのだ。〔3:12 - 2014年1月10日 〕――。

――今度の政治戦は五輪のマラソンと同じ。問題はタイムじゃない。勝ち負けだ。金メダルだ。都政プロパーは問題じゃない。政策は二の次だ。安倍晋三との勝負に勝つことが全てだ。目標は一つ。家康の首のみ。われわれは大坂の陣の幸村。個人的には、原発も二の次だ。共産は堺市長選に倣って一本化に応じろ。〔9:00 - 2014年1月16日 〕――

という見方をされる

世に倦む日日‏@yoniumuhibiさんも同じ立場と見て良いでしょう。

さて、森ゆうこ‏さんと、後お二人の共通項は、

「脱・原発」が

突破口になるという認識です。

そこを頷けないから、

――脱原発を求めている市民グループの中には、細川氏との一本化を求める声もあります。しかし脱原発とは都政が抱える一つの問題ですが、都の問題はそれだけではありません。 (live at http://ustre.am/197mq )〔16:14 - 2014年1月14日 〕――

という発言が

宇都宮けんじ@utsunomiyakenjiさんから出てくるのでしょう。

「脱・原発」が

突破口になって論じられるべき問題は、

一つは、

安倍政権の否定。

これが上向きの論点とすれば、

もう一つは、

都政プロパーの問題で、

こちらは、

下向きの論点と言えるでしょう。

思うに、

宇都宮陣営と細川陣営で

決定的に違うのは、

その2方向の論点において、

閉じられているか、

開かれているかという認識の違いです。

もし、閉じられているのなら、

公約の

比較で候補の優劣は

決せられるのかもしれません。

しかし、予定通りに物事は運ばないものです。

だから

今現在のところは、

公開討論などに重きを置かず、

目的を達するための

主体作りを

最優先させていいのだと考えます。

それと、

注意すべきは、

日商会頭が

「脱原発」を批判して、

都知事選の争点化に反対の立場だということです。

その間の経緯、

時事通信社が今年1月16日の記事

「『脱原発』を批判=都知事選争点化―日商会頭で」にて、

次のように伝えています。


―― 日本商工会議所の三村明夫会頭は16日の記者会見で、東京都知事選に出馬表明した細川護熙元首相が「脱原発」を掲げていることについて「『脱原発』は単なる願望で現実的な政策ではない」と強く批判した。その上で「仮に(都知事選の)争点とするなら、都民への影響や代替策を明確にすべきだ」と強調した。
 三村会頭は「都知事が権限を持たないことを争点とすることが正しいのか。本来なら国政に打って出ることが正しいのではないか」と指摘。原発を含めたエネルギー政策を都知事選の争点とすることに疑問を呈した。 
 三村氏は、新日鉄住金相談役名誉会長の立場で、経済産業省の総合資源エネルギー調査会基本政策分科会の会長を務めている。同分科会は「原子力は重要なベース電源」と打ち出した経産省のエネルギー基本計画原案の策定に深く関わった――

☆ 記事URL:http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20140116-00000103-jijnb_st-nb

これを読むと、

宇都宮氏の主張は、

「脱原発」の争点外しの

裏面ではないか

という思いに駆られます。


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