のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

脱原発の足かせ

2013年04月13日 19時19分10秒 | Weblog
高木仁三郎bot‏@jinzaburo_botさんの情報です(リンク)。

―― 核兵器はつねに新しくしているのです。核兵器を作って五年くらい置いておくと、アメリシウム241がたまってきて取り扱いの兵士が被曝するからです。性能も違ってきます。それくらいプルトニウムの管理はややこしいのです。⇒http://bit.ly/eeowES ――

このツイートで、

「解体核兵器」という言葉を知りました。

一旦作っても、

解体しなければならない――。

しかも、後々、何万年も

管理が必要という

無用の長物と化すのです。

核兵器って、

結構不便かも、と思いました。

同時に、原発が

なぜ、無くならないか、

了解し得ました。

要するに、

核兵器の元材料である

プルトニウムを

生産しなければなりません。

これは、

使用済み核燃料を

再処理して

産み出されます。

だから使用済み核燃料が

途切れることなく、

吐き出される必要があります。

すなわち、

核兵器の需要がある限り、

原発の稼働は、

止められない…ってことです。

この不合理なシステムを

高木氏によると、

次の3つが

支えています。


(1)官僚制の巨大な惰性

(2)再処理などの契約がすでに多く結ばれていて、これが足かせになっている

(3)一般に科学技術者は、自分たちの所属するコミュニティーの利益に反すると考えるようなことに口を閉ざそうとする

(弊害となる上記3つのシステムについては、同氏がした、1997年ライト・ライブリフッド賞 受賞スピーチにある「民事プルトニウム計画」という項目〔「高木仁三郎の部屋」所収〕参照/リンク

管理が難しく、

人類は、この兵器ゆえに

いつかは自滅するんだろうなと思いました。

多くの他人を踏みつけてやろうという

願望を満たす究極の選択肢、

「原爆の投下」

を断念しないなら

自らの死を招くということです。

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