ソフトバンク孫社長の余りにまともな危惧 ～ 「原発廃炉費用負担案は、『考え方が根底からおかしい』」

３・１１以降、

何の反省もない原子力業界。

一歩、二歩後退した

「原発再稼働規準」に照らされて、

古びた

時代遅れの原発が

再稼働するという悪夢に

我々は、

生きている。

新エネルギー政策を採用することもせず、

二度目の事故を待つごとくだ。

次、事故があったときは、

再起不能なのに、

意に介する気配なしだ。

脱原発は

考えていませんとばかりに、

既成の

電力会社の顔色ばかり窺っている。

ニーチェの

「脱皮しない蛇は死滅する」

という言葉思い出すな。

政治判断として、

脱原発を選び取れないんだとしても、

せめて、

新エネルギー分野で

動ける企業を育んでいけよ

と思う。

現政権の罪なところは、

それさえも

拒んでいることだ。


〔資料〕

「ソフトバンク孫社長が批判『考え方が根底からおかしい』　原発廃炉費用負担で」

　　　AbemaTIMES （11/9(水) 14:29配信）

☆　記事URL:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161109-00010003-abema-soci



孫社長「考え方が根底からおかしい」
　福島第一原発の廃炉費用などを電力自由化で参入した新電力にも負担させる案が政府内で検討されていることについて、ソフトバンクグループの孫社長が批判した。

　孫社長は「考え方が根底からおかしいんだろうと思うんですね。それは、古い業界を守るために、過去の遺産を新しいところに押し付けるということを意味していて、新しく本来伸びるべき分野の目を摘んでしまうということになるのではと危惧している」と話した。

　政府は現在、兆円単位で増えることが予想される福島第一原発の廃炉費用に加え、他の原発の廃炉費用についても送電網の利用料に上乗せする案を検討している。原発を保有していない新電力も廃炉費用を負担することになるため、孫社長は真っ向から反論した。