のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

辛坊氏に問う。「次世代の意思高齢者が押しつぶした」という持論にどんな意味があるのか

2015年05月25日 19時44分04秒 | 橋下徹 維新の会
何度、言えば気が済むのかな…

それにしても

“持論”

という言い方が

爺臭い。

言い訳のつもりかな。

昔、似た言い方で

“過渡期”

というのがあった。

これも

言い訳として

今は亡き

連邦国が使っていた。

さて、

「持論」は、

個人の見解だから

根拠は、

要らない主張のつもりなんだろうな。

もう一層、

「夢」という文字を

折り込んで

夢想はどうだろう。

「勝手にしゃべっていてくれ」

となって、

狙い目通りではないか。

住民投票が済んだ後、

わざわざ

「次世代の意思高齢者が」と言うんだから

難癖をつけているようにしか

思えない。

しかし、「押しつぶした」

という言い方に

悪意を感じる。

高齢者に対してではないよ。

辛坊氏に対してだ。

彼には、

済んだことを蒸し返す特権でも

有していると考えてそうだ。

そんなに偉いんだったら、

橋下氏に代わって、

答えてもらいたいな。

同氏は、

知事時代、

「道州制」をぶち上げた。

そのとき、

州都として「大阪市」を挙げていた。

それが市長となって、

都構想をぶち上げたとき、

「大阪市」は、

解体して

5つの特別区に分けると言った。

そうなると、

大阪市は、

消えてなくなるわけだよね。

「道州制」の

候補になり得なくなる。

その関係いかん

(この問題につき、

6月6日付〈5日発行〉の日刊ゲンダイ連載のコラム「永田町の裏を読む」において

ジャーナリストの高野孟氏が

「整合性も普遍性も見えない大阪都構想」と題して、

鋭くついておられる。下記〔資料-2〕参照)。

説明してもらいたい。

橋下氏は、

“過渡期”という説明を

確かにした。

しかし、それに納得しなかった

高齢者が

反対に1票入れた恐れがある。

もし、この説明に納得するとすれば、

解体したはずの

「大阪市」を

いずれ関西州都に戻すため

原状に

回復する必要がある。

あなたは、

どういう手続きを踏んで回復する気なのか。

また、どうせ

回復させるのなら、

都構想を否決して現状維持した方が合理的だ。

そう思わないのだとしたら、

その理由を

きちんと説明してもらいたい。

大阪市長に立候補したとき、

橋下氏に

応援演説してもらうためにも

ここは

きちんと答えた方がいいぜ、

辛坊爺ちゃん!


〔資料〕

「【辛坊持論】次世代の意思高齢者が押しつぶした」

   スポーツ報知 (5月24日(日)14時28分配信)

☆ 記事URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150524-00000078-sph-soci

 確か10年ほど前だったと思います。IMF(国際通貨基金)が、加盟国に一つの警告を発したんです。それは「有権者の過半数が50歳以上になる前に、高齢者に不利益を与える制度変更を済ましておかないと、福祉予算で国がつぶれる」というものでした。実はこの警告、医療、介護、年金、高齢者の生活保護予算が膨れ上がりつつある日本を横目に発せられたものです。なぜ「横目」だったかというと、当時すでに日本の有権者の過半数が50歳以上になっていて、それがIMFの警告のきっかけになったんですね。

 この警告に対して私は当時、「日本の高齢者はもっと賢い!」という趣旨で短文を書いた記憶があるんですが、今回の大阪都構想をめぐる住民投票の結果を見ると、残念ながらIMFの懸念は間違いなく現代日本が抱える大問題となってしまったようです。

 都構想をめぐる住民投票、結果はご存じのとおり、0・8%の僅差で反対派の勝利になりました。世論調査などを詳細に分析すると、この結果をもたらしたのは、期日前投票における大量の反対票だったことが分かります。何せ、投票日当日の読売テレビ出口調査で反対が賛成を上回ったのは70代以上の男女と、50代女性だけですからね。

 特に20~40代の働き盛りの男性は、圧倒的多数が賛成票を投じています。これら大阪の次世代を担う人々の意思を、70歳以上の高齢者が押しつぶしたというのが、紛れもない事実なんです。

 暗たんたる気持ちになるのは、そもそも若年~中堅層の人口は高齢者人口より少なく、今後ますますその傾向が強まることが決まっているからです。これら高齢者の約4人に1人は認知症、またはその予備軍とのデータも存在しますが、病気を理由に投票権が剥奪されることはありません。

 先週、大阪でタクシーに乗ったら、推定年齢75歳ほどの運転手さんがいきなり私にこう言いました。「70歳以上は投票権剥奪すべきやと思うんですわあ。未来のことは、若い人に決めてもらわんといかんでしょう」。大阪の高齢者も捨てたもんじゃないですね。

 さはさりながら、投票年齢の引き下げと、若年が投票所に足を運ぶ民主主義教育に一刻の猶予もありません。日本の未来のために。((株)大阪綜合研究所代表・辛坊 治郎)

〔資料-2〕

「整合性も普遍性も見えない大阪都構想」

   日刊ゲンダイ(6月6日付〈5日発行〉)コラム:高野孟氏・文「永田町の裏を読む」


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