のんきに介護

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宋 文洲さん / 「橋下さんは勝てないよ」

2018年01月22日 20時30分10秒 | 橋下徹 維新の会
橋下徹氏が

次のようなツイート

(blogos記事「内容が酷い虚偽事実を軽率にリツイートすれば名誉棄損の責任を問われる - 橋下徹、1月21日のツイート 」参照)。

☆ 記事URL:http://blogos.com/article/272548/


①ネット社会においてマスメディア以外の一個人が自由に発信できることは大変良いことだ。しかし一市民だからといって責任が軽減されるわけではない。権力を有する者、ジャーナリストと称する者はむしろ責任を有する。簡単に発信できるからこそ他人の名誉を害さないよう注意も必要になる。

②ネット社会における発信者の責任について近日メルマガで発信するが、注意を要するのはリツイートでも名誉棄損に該当することである(東京地裁平成26年12月24日判決)。内容が酷いものでちょっと確認すれば虚偽であることが分かる虚偽事実を公にすれば、たった一回のリツイートでも名誉棄損に該当する。

③事実の摘示と論評は異なり、後者は原則名誉棄損に該当しない。その区別は証拠で立証できる事柄か否か(最高裁平成9年9月9日判決、最高裁平成16年7月15日判決)。詳しくはメルマガで。

④政治家になってから今に至るまで無数の誹謗中傷を受けてきた。普通の人なら立ち直れないほどのね。それでも基本は我慢してきたが、どうしてもこれは許せないというものだけ、私人になってからいくつか訴訟を起こした。1、出自に関する差別的な報道。

⑤2、メディアでも仕事をし、現在参議院議員である有田芳生氏が、僕がテレビ番組を降板させられたという虚偽の事実摘示。これは仕事に影響するので。3、知事である僕のせいで府の職員が死んだという虚偽ツイートを軽率にリツイートした岩上というジャーナリストを名乗る者に対して。

⑥岩上氏はたった1回のリツイートで何で名誉棄損になるんだ!と主張しているようだが、回数は関係ない。自身の表現行為にどれだけ責任を持つかだ。いわんやまがりなりにもジャーナリストを名乗り、僕も知事のときにぶら下がりで質問を受けた。府庁に一本電話確認すれば虚偽であることが分かる事柄。

⑦現職新潟県知事の米山氏は松井大阪府知事に訴えられて、自分が負ければ今度は僕を訴えるらしい。僕の米山氏への批判は最高裁平成9年9月9日、平成16年7月15日判決の範囲内。しかも米山氏は公人。

⑧岩上氏は僕の訴訟を言論弾圧のスラップ訴訟だと批判する。それなら光市母子殺害事件弁護団に関する僕のテレビ発言について僕を訴えてきた弁護団や(最高裁は僕の表現に違法性なしと判断)、その発言をもって僕を業務停止2か月に処した弁護士会を批判したのか。自分がやられたら喚き散らす。

⑨ネット社会では一個人が簡単に発信できる。ツイッターではリツイートが簡単にできる。しかし他人の名誉を害してはいけない責任に変わりはない。内容が酷い虚偽事実を軽率にリツイートすれば名誉棄損の責任を問われる(東京地裁平成26年12月24日判決)。皆さん、注意して下さい。詳しくはメルマガで。

これ等のツイートにつき、

宋 文洲@sohbunshuさんがコメント。

――橋下さんは勝てないよ

間違った情報を引用しただけで罪にならない

それに基本的に政治家への評論は政治評論に属すため、有罪にならない〔14:18 - 2018年1月22日〕――

橋下徹さんとしては、

身を潜めて何も発言しないのが正解と思う。

弁護士だからって、

自分勝手な理屈でスラップ訴訟を起こして庶民を脅していいはずがない。

まさに

橋下さんが指摘するように

弁護士など、

言論について権威を有する者は、

その権威ゆえに

「むしろ責任を有する」ってこった。

分からないかな。

大体、弁護士会による処分は、

裁判ではないよ。

「光市母子殺害事件弁護団に関する僕のテレビ発言について僕を訴えてきた弁護団や(最高裁は僕の表現に違法性なしと判断)、その発言をもって僕を業務停止2か月に処した弁護士会を批判したのか」

などといちゃもん言ってて、

恥ずかしくないのか。


<追記>

岩上安身‏@iwakamiyasumiさんのツイート。

――僕の件も、米山知事の件も、典型的なスラップ訴訟ですよ。手がけているのは、橋下氏の事務所の同じ弁護士だし。許されざる乱訴です。皆さん、萎縮することなくリツィートと自由を。RT @mt3678mt: @iwakamiyasumi “スラップ訴訟”という言葉が浮かんできます。
23:09 - 2018年1月21日〕――

2018年1月23日朝 記



<追記-2>

岩上安身‏@iwakamiyasumiさんのツイート。

――黙って100万円要求の訴状を送りつけてきた橋下氏。こちらが応訴すると表明したら、沈黙を破り連日の猛ツィート。今日は興奮して同じ内容のことばかり6回も。いやー、びっくりするなぁ。けたたましいこと。〔2:36 - 2018年1月23日 〕――

2018年1月23日夜 記

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