橋下徹@hashimoto_loさんのツイート。
――玉木氏率いる希望の党。現在支持率低迷だが、立て直しの第一歩は選挙公約に掲げた「身を切る改革」の有言実行。①議員報酬の一部を被災地へ寄付②企業団体献金の禁止③文通費の領収書公開。これくらいのことを実行できなければ、これから何を言っても信頼されない。手腕に期待。できなければ失望の党。〔15:59 - 2017年11月10日 〕――
続けて、
――これくらいのへなちょこ党内改革もできない政党に国の大改革などできるはずがない。身を切る改革の実行は改革実行政党かどうかのリトマス試験紙。維新は全て実行済み。〔16:22 - 2017年11月10日 〕――
これに関して、
米山 隆一@RyuichiYoneyamaさんが
――現状維新が国の改革をできる見込みはなく「身を切る改革をできる」→「国の改革をできる」という命題は偽と証明されており、この裏である「身を切る改革をできない」→「国の改革ができない」は真偽不明、対偶の「国の改革ができない」→「身を切る改革ができない」は偽で、要するに両者は無関係です。〔17:42 - 2017年11月10日 〕――
と批判。
論理学の授業のようだな。
A→B…偽
(裏) ―A→―B…不明
(対偶)―B→―A…偽
何を言っているのかというと、
確かに、
維新は、「身を切る改革はできる」(A)のだろう〔…真〕。
しかし、党として、
消滅前夜。
そんな党が「国の改革をできる」(B)わけがない〔…偽〕
ということだろう。
この条件関係だけでAとBは、
無関係と言えるんじゃないかな。
痛いところをつかれた
橋下が
――現職新潟県知事なんだから必要十分条件くらい勉強するように。身を切る改革の有言実行は国の大改革のための必要条件だが十分条件ではない。議会での過半数がなければ国の大改革はできない。こんな知事で新潟は大丈夫か?〔18:56 - 2017年11月10日〕――
「身を切る改革はできる」(A)は、
必要条件であるにすぎず、十分条件ではない。
つまり、「国の改革をできる」(B)を実現するには、
「議会で過半数を占める」
という条件を満たしていなければ十分ではない、と。
そうすると諭すように
米山隆一さんから
――おっしゃる通り「身を切る改革ができない」→「国の改革ができない」が真である為には「国の改革ができる」→「身を切る改革ができる」が真でなければなりませんがこれは偽です。与野党維新問わず他人に厳しく自分に甘い例は幾らでもあります。つまり身を切る改革は国の改革の必要条件ではありません。〔20:09 - 2017年11月11日 〕――
と指摘される。
ポイントは、
(裏) ―A→―Bが真であるためには、
B→Aが真でなければならない。
論理学の用語で言えば、逆(B→A)が真でなければ、
主張として成り立たないってことだ。
おっ、米山さん、
橋下を論破しているではないか。
すごいな。
よく、逆、必ずしも真ならずという
フレーズを聞くけど、
あれだね、あれ。
具体的な例としては、
命題「人間ならば動物である」…真
逆は「動物ならば人間である」…偽
橋下としては、
ここは何としても反撃したいところだろう。
しかし、それはさすがに
弁護士としてのプライドが許さないだろう。
この人は、
ネトウヨに見えてネトウヨではない。
そちらをむしろ、
証明してくれることを願う。
維新も希望も自民の補完勢力に過ぎません・・・
し、表現が論理的ですよね。
★
橋下よ、維新ならともかく他党に「指導」するくらいなら、
まだしも、政治に未練タラタラかい?みっともないぞ。
党建設の逃亡者野郎が、いつまでも何を言っている。