のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

にらみ鯛

2008年01月03日 15時36分51秒 | Weblog
今正月、鯛には箸をつけないで

ずっと見ているという習慣があるのを知りました。

お袋が不公平やと言い出しまして、

せっかくの鯛のみをあらかじめ、ほぐしておきました。

例年なら真っ先に、箸で身を穿り返してしまう人が

全く手をつけませんでした・・・

面白い!

にらみ鯛、いつまでにらんでるの?

という問いには複数解があります。

一日待ち、2日待ち、3日待ち以外に0日待ちというのもあるらしい・・・

(男性は、0日待ちをのぞむのかな)

文字通り、鯛に睨んでおいてもらうため、

焼かず、生のままで置いておく地方もあると言います。

お袋は、この「生のまま」と言う風習を大変気に入り、大笑いしてました。

僕は気づかずにいました。

お袋は、女性として毎年食べ残しのような祝いの鯛を食べさせられ、

不愉快な思いをしていたんだなぁと思うと、大変申し訳なかったです。

にらみ鯛の風習に驚くとともに、先人の知恵を感じました。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿