のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

夏川りみ / 「花」   (おまけ:花でイメージ、生前墓の話)

2012年10月26日 05時05分25秒 | Weblog
夏川りみ  花



最近、ピラミッドを作った人の気持ちが

少しわかるように

なりました。

昔は、

(若くして、なぜ、死ぬ準備を?)

と疑問に思っていました。

老いると、

お墓のことが気になり出します。

「花を咲かそう」

から、

「お墓を作ろう」

がほとんどイメージ内容が同じで、

結構、楽しかったりします。

ところで、

皆さんは、

生前墓を作る意味を

ご存知ですか。

自分の死後、

子どもに迷惑をかけない

という現実的な意味もあるでしょう。

しかし、

より根本的には、

長寿を喜び、

より一層、

長生きできますようにと

感謝するそうな。

その証拠に

生前墓を

寿陵(じゅりょう)というでしょ?

これは、

「長生きの丘」

というぐらいの意味なんでしょ?

立派なものを建てるには、

どんなに

「老害」とほざかれようと、

長生きするしか

仕方ないです。

さて、ここで

質問です。

上に記したように、

生前墓を

建てることは

長寿への

感謝のためだとすると、

子どもなど、

家族は、

お墓が完成した時点で

お祝いをした方がいいみたいです。

だって、感謝できるって言うんだから

目出度いことなんです。

そこで、

お祝い金を贈る場合、

その形式ですが、

下のいずれが妥当でしょう。

次の三つの内から

選んでください。

①赤白の蝶結びの水引に「御建碑御祝」

②赤白の結びきりの水引に「寿塔御祝」

③赤白の結びきりの水引に「御建碑御祝」

正解は、下に記しておきました。




























正解:③

[解説]

水引に関しては、

繰り返してよいものか

どうかで判断します。

繰り返してよいものならば、

蝶結びです。

これは、

一回こっきりでよいと思えるものは、

結びきりを選びます

(冠婚葬祭「のし袋」参照/リンク)。

死ぬのは、1回で十分でしょ?

したがって、結びきりです。

お墓とは、

塔です。

まだ死んでいない状態では

墓もまだ、

厳密な意味では墓でなく、

塔になっていないということです。

じゃあ、何なのか言うと、

まだ「碑」に過ぎないということなのでしょう。

ちなみに、

ウィキペディアに

石碑につき

「何らかの目的をもって銘文を刻んで建立した石の総称」

とされています。

人の名前は、

書いてあるけれど、

墓じゃないんだったら、これに該当というわけです。

だから「御建碑御祝」でいいわけです。

思うに、

「寿塔御祝」

とまで書いてしまったら、

言い過ぎなんでしょう。

お墓のことを「仏塔」とも言いますね。

墓ではないということは、

つまり、まだ仏塔ではない。

となると、

「塔御祝」は

不適切なんですな。

「寿」という形容がついていても

同じです。












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