のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

音痴な者は、公共の場において歌ってはならない。

2008年06月23日 11時20分56秒 | Weblog
アメリカ・ノースカロライナ州法



音痴な人というのは、聴覚、もしくは、聴覚に関係する脳機能に障害のある可能性

が強い。そういう点からしても、この法律の差別性は明らか。怖いのは、人権の国、

アメリカでさえ、この様だということだ。それともアメリカは、もともと人権を軽んじる

国だったのだろうか。


何が差別で、何が差別でないか、差別を受けてみないと分からない。しかし、人間

には想像力という翼があるはずだ。そういう翼は、もぎ取られたか、萎縮してしまっ

て広げられなくなったか。


思うに、何回か道に迷い”方向音痴”の烙印を押されたら、「公路は歩いてはならな

い」とする法律を作っても、想像力の欠如した人間には、その差別立法の理不尽さ

が読み取れないんだな、悲しいことだけど。


あるいは、大きな翼は依然としてあっても、ただの音痴の場合、公衆の目の触れる

ところでは唄を歌うな、という限定的な制限だから許されると考えたのか。

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2 コメント

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アメリカンドリーム (忠太)
2008-06-24 00:20:15
ポジティブに考えるなら、人に希望を与える考えなのですが、挫折者の骨の山が累々と築かれていく側面があるのでしょうね。
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ほんとよね! (kayo)
2008-06-23 22:43:26
考えてみればアメリカは差別てんこ盛りな国だとおもうなぁ~
別にアメリカ人が嫌いな訳ではないけど、今のアメリカ合衆国は私が憧れた60年代の輝きは色褪せてしまったみたい・・
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