のんきに介護

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朝日新聞 / 「慰安所行った元兵士の証言」

2013年07月02日 23時04分10秒 | Weblog
朝日新聞が

「慰安所行った、でも話せない 元兵士『妻や子にも迷惑』」(2013.7.2)

というタイトルで

兵士の証言を伝えてました。
  

☆ 記事URL:http://www.asahi.com/national/update/0701/OSK201306300117.html


橋下氏に対し、

「戦場を見てきたかのように軽々しく言ってほしくない」

憤りが募ったと言います。


しかし、自分の葛藤を

なかなか人前では語れなかったようです。

なぜって、話せば、

世間から叩かれるだけだろう

という恐れがあったからです。

また、それに話せば

妻や子、孫にも迷惑がかかるかもしれない

という思いもあったようです。

橋下氏は、

女性を活用することで

軍の規律を

守るようなことを言っていたが、

実際は逆とのことです。

「若い兵士の中には、

慰安所で女性を知るとしんぼうたまらなくなり、強姦に走る者もいた」


というな証言が

掲載されていました。

「女たちの戦争と平和資料館」(東京都新宿区)館長で、

元NHKディレクターの池田恵理子さんは長年、

元慰安婦や

元兵士の証言を集めてこられました。

被害女性たちは、

1990年代になって支援者に支えられ名乗り出るケースが相次いだとみたいです。

しかし、元兵士の圧倒的多数は、

「戦場の性」について正面から語らないままと言います。

元日本兵の体験を聞き取り、

「戦争と罪責」(岩波書店)を書いた

精神科医の野田正彰さんは、

兵士らの沈黙には

「聞き手」にも責任があると指摘されておられます。

「良心の痛みを伴う戦場体験を、戦後世代はどれだけ真剣に聞いてきただろうか。少数ながら、自分のおかした行為を証言してきた元兵士もいる。その勇気ある証言を社会がどう受け止めてきたかも問われている」のだ、と。





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