のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

遅すぎる「ヨウ素131の分布図」の公表に裏はないか

2013年06月27日 20時17分04秒 | Weblog
ぬまゆさんの

衝撃的な写真付きのブログに対し、

その症状は、

ストレス性のものだと

診断を

下していた方がいました。

その判断に誤謬が

あるかないかは意見の分かれるところでしょう。

もし、誤りがないとすれば、

「歯が抜ける」

「脱毛する」

「水疱ができる」

といった強いストレスを

地域住民に

与えたことを

東電は、

認める必要が

あります。

上記の症状が

伴うようなストレスは、

傷害行為として

賠償責任が

生じると解するのが

妥当です。

ところで、最近、発表された

ヨウ素131の分布図は、

そのような被ばく不安に対する

賠償義務の和解案を

拒絶するために

公表されたのではないか――と、

勘ぐりたくなるほど遅れた情報発信です。

実際、地図を見ると、

飯舘・長泥の被ばくと言っても

知れているのではないか

と思わせるような

色分けなっているでしょ?

なお、これに限らないですが、

政府情報でこのように

「分布図は、

原子力機構のホームページで公開されています」

と言いながら、

無断転載を禁ずるとか

著作権を

意識した扱いにするのは

なぜ、なんでしょう。

批判が

怖いのでしょうか。




■資料-1

「ヨウ素拡散、北西と南へ…事故20日後の分布図」

   読売新聞(2013年6月27日17時20分)

☆ 記事URL:http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20130627-OYT1T00846.htm?from=ylist

☆ 拡大分布図:http://www.yomiuri.co.jp/zoom/20130627-OYT9I00841.htm


日本原子力研究開発機構は26日、東京電力福島第一原子力発電所事故で放出された放射性ヨウ素131が地面に降った量を推定し、事故から約20日後の分布図を公表した。

 原発から北西方向に広がったセシウムと比較すると、ヨウ素131は北西方向に加え、原発近くでは南方向にも降っていたとみられる。事故直後の被曝ひばくの実態を知る手がかりになるという。

 甲状腺にたまりやすいヨウ素131は、甲状腺がんとの関連が指摘されている。しかし、半減期が8日と短く、事故直後の汚染状況がよく分かっていなかった。

 原子力機構は、航空機で測定した放射線量などから、地表に降ったヨウ素131の量を推定する手法を開発。2011年4月に米エネルギー省が航空機で測定した地域のデータをもとに分布図を作成した。

 ヨウ素131が1平方メートル当たり300万ベクレルより多く降った地域は、原発の北西方向に加え、原発から10キロ・メートル圏では、南方向にも広がっていた。原子力機構は、ヨウ素を多く含むガスが風によって南に拡散した可能性が考えられるという。



■資料-2


「東電が和解方針拒否 飯舘・長泥被ばく不安への賠償」

   福島民報 6月27日(木)10時8分配信

☆ 記事URL:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130627-00000006-fminpo-l07

 東京電力福島第一原発事故による福島県飯舘村長泥地区住民の被ばくへの不安に対する賠償を認めた原子力損害賠償紛争解決センターの和解方針を、東電側が「(住民への)権利侵害があったと認めることは困難」として拒否していたことが、26日、分かった。同日、住民を支援する原発被災者弁護団が都内で記者会見し、明らかにした。 
 同弁護団によると、センターは5月までに、放射線量が高くなった平成23年3月15日以降、長泥地区に2日間以上滞在した住民に50万円、妊婦と18歳以下の子どもには100万円を支払う和解案を提示していた。東電側は26日、被ばくと健康影響に関する科学的根拠がないとした上で、「本事案にとどまらない影響があり得ることから受け入れは困難」と回答した。 
 鴫原良友行政区長(62)は「常に被ばくへの不安はつきまとう。東電は住民の声に耳を傾けてほしい」と訴えた。 
 長泥地区は現在、放射線量が高い「帰還困難区域」だが、原発事故後は計画的避難区域の指定に基づく避難が始まるまでの約二カ月間、多くの住民がとどまっていた。 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿