橋本久美(都議選、参議院選へ行こう!)@hashimotokumiさんが
次のようなツイートをされてました。
――単純に「右=保守(与党)」「左=革新(野党)」とすれば、小沢一郎氏、亀井静香氏、鈴木宗男氏など旧自民党大物議員が左派となる。今ごろ新旧自民党勢力争いではあるまいが。そう考えると安倍首相の「左翼発言」は奥が深そうな感じがする。(2013年6月18日 - 18:13)――
言われて見れば、
そうです。
アレレ感がありますね。
今朝方、
瀬戸内海アマ 【日本あーあ党広島支部長】@12kokuさんの
次のようなツイートを発見。
―― @hashimotokumi 「左派」だったはずの、菅直人、辻元清美、(非議員だけど)湯浅誠が消費税増税を容認し、小沢、亀井、鈴木の「保守」の三氏が消費税増税を批判する。これはねじれなのか、それとも地殻変動が起きているのか・・・(2013年6月19日 - 7:03 )――
菅直人氏ら3名は、
国民の生活を見てないってことなのでしょうか。
そんなことはないですね。
見て下さっていると思います。
ただ、見方が違う――。
消費税の
最大の問題は、
逆進性です。
貧しいものほど負担がきつくなるということです。
それを防ぐやり方に
大きく分けて二つあります。
一つは、
消費税率をあげさせない。
もう一つは、
緩和策を考えるということ。
保守系は、
国境と親和的ですが、
革新系は
国家を敵対視、
少なくとも忘却してそうなところが
あります。
人間関係の理想を言えば、
国境を
超えたい。
しかし、それをすると
リスクを伴います。
だから止めておこうとなります。
消費税にしても
税率アップを認めた上で
緩和する
手段を考えられなくはない。
しかし、税率アップを
認めるリスクが
あります。
例外が
許容されると
決まっているわけはないのです。
たとえば、食品については、
軽減税率を例外的に
認めて行けば、
逆進性の
弊害を
その範囲で是正できます。
ただ、他の方法である関税を下げるというのも
逆進性の緩和策です。
「安さの追求」
という面を切り取れば、
消費者にとって、
TPP締結は
好ましい選択とさえ言えます。
そうすると、
農業が潰される等、
別の面で
国民生活が
抑圧されるかもしれないのに、
視野狭窄のため
見えなくなってしまう危険があります。
革新系の人にとって
「檻」
である国境が
保守系の人にとっては、
防壁です。
持ち合わせている
イメージが
異なるのですね。
革新系の人にとっては、
国民概念は、
止揚の対象として不要。
リベラル保守の人にとっては、
服なのですから、
脱いで裸になるような
みっともないことをするつもりは
さらさらない…。
革新系は、
基本的人権の価値を認める
方向に傾きやすい。
反面、
国民的権利については
消極的。
保守派は、
一種の文明権のようなものとして
生活保護法などの
社会保障法の維持を求めています。
他方、
革新系は
伝統的な労働者観に
依拠しているがために
消費過程は、
プライバシーとして保護されればよい、
という方が前面に出て、
財布の中身を
ちょいと拝見という方向に
目が転じ難いということがあるでしょう。
保守系は、
“労働者”に注目しているかどうか別にして、
市民としての“公人”感覚が
強いのです。
消費税は、
私生活の問題ではないんです。
プライバシーという守りの世界ではなく、
公民生活という
当然、プライバシーの域を超えた
生活防衛権として
社会保障の権利が語られています。
なんか
抽象的な表現になりましたけど、
革新系に人は、
一旦、税率のアップを認めた上で
緩和策を
考える、
すなわち、出口で調整すればいいのではないかと
考えている節が
見受けられるのに対し、
保守系は、
税率アップという入り口で
抵抗しているということです。
どうしても、
消費税を上げたい人にとって、
やっかいな頑固者は、
この後者の保守派なんですね。
つまり、保守派は、
国民の権利として
入り口の段階で異議を唱えている、
正面の敵です。
そして彼等の
立論の仕方を見れば、
安倍某の「あいつら、左翼」という言い方も
あながち
不当ではないということです。
何しろ異議の唱え方が
「一律」に
こだわった反対なんです。
イメージが
左翼っぽいでしょ?
次のようなツイートをされてました。
――単純に「右=保守(与党)」「左=革新(野党)」とすれば、小沢一郎氏、亀井静香氏、鈴木宗男氏など旧自民党大物議員が左派となる。今ごろ新旧自民党勢力争いではあるまいが。そう考えると安倍首相の「左翼発言」は奥が深そうな感じがする。(2013年6月18日 - 18:13)――
言われて見れば、
そうです。
アレレ感がありますね。
今朝方、
瀬戸内海アマ 【日本あーあ党広島支部長】@12kokuさんの
次のようなツイートを発見。
―― @hashimotokumi 「左派」だったはずの、菅直人、辻元清美、(非議員だけど)湯浅誠が消費税増税を容認し、小沢、亀井、鈴木の「保守」の三氏が消費税増税を批判する。これはねじれなのか、それとも地殻変動が起きているのか・・・(2013年6月19日 - 7:03 )――
菅直人氏ら3名は、
国民の生活を見てないってことなのでしょうか。
そんなことはないですね。
見て下さっていると思います。
ただ、見方が違う――。
消費税の
最大の問題は、
逆進性です。
貧しいものほど負担がきつくなるということです。
それを防ぐやり方に
大きく分けて二つあります。
一つは、
消費税率をあげさせない。
もう一つは、
緩和策を考えるということ。
保守系は、
国境と親和的ですが、
革新系は
国家を敵対視、
少なくとも忘却してそうなところが
あります。
人間関係の理想を言えば、
国境を
超えたい。
しかし、それをすると
リスクを伴います。
だから止めておこうとなります。
消費税にしても
税率アップを認めた上で
緩和する
手段を考えられなくはない。
しかし、税率アップを
認めるリスクが
あります。
例外が
許容されると
決まっているわけはないのです。
たとえば、食品については、
軽減税率を例外的に
認めて行けば、
逆進性の
弊害を
その範囲で是正できます。
ただ、他の方法である関税を下げるというのも
逆進性の緩和策です。
「安さの追求」
という面を切り取れば、
消費者にとって、
TPP締結は
好ましい選択とさえ言えます。
そうすると、
農業が潰される等、
別の面で
国民生活が
抑圧されるかもしれないのに、
視野狭窄のため
見えなくなってしまう危険があります。
革新系の人にとって
「檻」
である国境が
保守系の人にとっては、
防壁です。
持ち合わせている
イメージが
異なるのですね。
革新系の人にとっては、
国民概念は、
止揚の対象として不要。
リベラル保守の人にとっては、
服なのですから、
脱いで裸になるような
みっともないことをするつもりは
さらさらない…。
革新系は、
基本的人権の価値を認める
方向に傾きやすい。
反面、
国民的権利については
消極的。
保守派は、
一種の文明権のようなものとして
生活保護法などの
社会保障法の維持を求めています。
他方、
革新系は
伝統的な労働者観に
依拠しているがために
消費過程は、
プライバシーとして保護されればよい、
という方が前面に出て、
財布の中身を
ちょいと拝見という方向に
目が転じ難いということがあるでしょう。
保守系は、
“労働者”に注目しているかどうか別にして、
市民としての“公人”感覚が
強いのです。
消費税は、
私生活の問題ではないんです。
プライバシーという守りの世界ではなく、
公民生活という
当然、プライバシーの域を超えた
生活防衛権として
社会保障の権利が語られています。
なんか
抽象的な表現になりましたけど、
革新系に人は、
一旦、税率のアップを認めた上で
緩和策を
考える、
すなわち、出口で調整すればいいのではないかと
考えている節が
見受けられるのに対し、
保守系は、
税率アップという入り口で
抵抗しているということです。
どうしても、
消費税を上げたい人にとって、
やっかいな頑固者は、
この後者の保守派なんですね。
つまり、保守派は、
国民の権利として
入り口の段階で異議を唱えている、
正面の敵です。
そして彼等の
立論の仕方を見れば、
安倍某の「あいつら、左翼」という言い方も
あながち
不当ではないということです。
何しろ異議の唱え方が
「一律」に
こだわった反対なんです。
イメージが
左翼っぽいでしょ?
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