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ドナルド・J. トランプ著 『トランプ自伝―不動産王にビジネスを学ぶ』 (ちくま文庫)

2016年11月13日 13時36分43秒 | 経済生活
すすみーむ‏@osusumeme さんの

本の紹介です。

Amazon カスタマーさんの書評、

――カーター大統領が選挙資金を無心した話など、トランプは、意外に共和党ではなく民主党と仲が良いとは驚き、とにかく、全米、世界を代表する快男児である。—―

という評価が印象的でした。

☆ 記事URL:https://www.amazon.co.jp/gp/product/4480423796?ie=UTF8&camp=1207&creative=8411&creativeASIN=4480423796&linkCode=shr&tag=susumeme-22&

トランプがもし、失脚したら、

禁書扱いかもですね。

さて、

日本の

マスコミの状況につき、

masanorinaito@masanorinaitoさんが

――今朝の朝日「トランプショック」に「米軍撤退論、タリバーン復権の恐れ」という記事。
トランプがアフガニスタンから軍を撤退させる→タリバンが攻勢を強める→アフガン市民の恐怖、という筋書き。一見もっともだが、なぜ、米軍が駐留したからタリバンが攻撃を強化したとは考えないのだろう?〔11:44 - 2016年11月13日 〕—―

と難じておられました。

この点、

若くして高名なジャーナリスト、

志葉玲
‏@reishiva さんが

「米軍撤退」への中東の反応につき、

――まあ、そうだろうね。米国の指導者がバカで横暴な方が、イスラム過激派への支持者も増える。

イスラム過激派、トランプ勝利にソーシャルメディアで喜び爆発 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News〔11:28 - 2016年11月12日 〕—―

などと、

床屋談義のような脊髄反応をしておられるのは、

何とも残念です。

彼らにすれば、

「テロには屈しない」

という神経症的な言葉を聞かずに済み、

すきっとする

ということではないかな。

抑止力は、

神話なんです。

Aが1の軍備力なら、

Bも1の軍備力を求めます。

2なれば2、

3になれば、3です。

切りがありません。

とどのつまり、一方が核兵器を持つなら、

他方も欲します。

しかもイスラム過激派は、

米国の経済支援で成り立っている

というのは、

有名な話でしょ?

志葉玲さんが、

知らないはずはないでしょう。

彼らにすれば、

軍備増強にこだわらなくて済みそうなら

とりあえず、

ラッキーなのに違いないはず。

日本では、

内藤正典氏(masanorinaitoさんのこと)のような

良識的な意見が少ないのが

気になるところです。

たとえば、女性文化人、

北原みのりさんが

トランプが女性差別的の事柄でやり玉に上げられたことから

―—少し前まで「閉塞感」という言葉がしっくりきてたけど、いつの間か死語な感触。今は、「狂気」が深まり「孤立」していく感じ。その狂気と孤立が行き着いた冗談みたいな答えがトランプだわ。アメリカご愁傷様。それでも世界中が、明日は我が身の選択だわね。〔14:17 - 2016年11月9日 〕—―

この人にあっては、

女性差別的な外観というのは、

一事が万事の

絶対的な価値基準なんでしょうなんでしょうけど、

視野狭窄に

陥っているように思います。

トランプを非難したがる人は、

米軍撤退論の背景に

masanorinaitoさんに通じるリアリズムがあること、

しっかり考えるべきです、

差別につき、

情緒的なイメージ戦略に屈する前に。

我々は、

もう少し、トランプに

寛容であっていい気がします。

ちなみに、

よしぼ~‏@yocibou さんによると、

経済学者、

ポール C ロバーツは、

こんな弁論を展開しています、

――トランプは完璧ではない。彼は自ら失敗する可能性もある。しかし、我々は、綱領中の二つの最も重要な要素: 主要核大国間の緊張緩和と、アメリカ国民の経済的見込みを破壊するグローバリズムを許すワシントンの政策を止めることゆえに彼を支持すべきなのだ。〔16:35 - 2016年11月13日 〕—―と。

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