のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

貿易赤字と会社の破綻処理のしやすさ

2013年12月22日 04時38分14秒 | Weblog
11月貿易統計によると、

1兆2929億円の赤字です。

赤字は、

17ヶ月連続とのことです。

「NEVADAブログ」に

赤字の原因は輸出数量が伸びないことにある

との分析がありました

(「膨大な貿易赤字の原因は?」参照)。

☆ 記事URL:http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4592400.html

要するに、

売れない! わけです。

円安では

埋まらないほど

日本の技術力の劣化が

激しいのです。

そのため、

経済学でいう本来、

あるはずの「Jカーブ効果」が

ない理由だと

説明されてありました。

19日発行の日刊ゲンダイの記事、

「何も変わらぬ日本経済の実体」において

貿易赤字の理由として

企業は一銭でもコストを削るため

生産拠点を

労働コストが

安い海外に移している
とした上で、

「そこから部品を購入するために

貿易赤字が増えている」

というシンクタンク研究員の

言葉を紹介しています。

海外に

生産拠点が移る

一方、日本に

残留した

会社の労働者の基本給などの

「所定内給与」は

貿易赤字に対応するように

17か月連続で減り続けています。

では、日本の

企業は、

金詰まりなのか

と言えば、

そうでもないのです。

そこが不思議なところです。

大企業が内部留保(利益剰余金)している資金は、

好況なときとまったく同様に

増え続けています。

財務省省の法人企業統計によると、

小泉政権発足時の01年度は、

内部留保された金額は、

167兆円でした。

04年度に初めて200兆円を突破。

小泉が退陣した06年度は

252兆円でした。

そして安倍政権下、

その額、279兆円です。

不況なのに

小泉政権時代と同様に

内部留保の

金額だけは増加の一途を

辿っています。

それが実は、

好況感の正体です。

内部留保が増大して

それが報酬に反映しているのは、

経営者のみです。

彼等は、

何億円という高額報酬を手にして、

贅沢の限りをしてます。

それが百貨店での売上げに見られる

高級品嗜好として

現れています。

ある業者が売り出した

8万4千円の

最高級おせち料理も

完売らしいです。

マスコミは

世の中のそのような一端の現象を捉えて、

好況感に人々の笑顔が

弾けていると、

ほとんど嘘な報道を

繰り返しています。

大企業への

安倍自民の貢献を考え、

彼の

思い通りに

日本を軍国化し、

貧困層の若者を戦場に

駆り出そうというつもりなんでしょうか。

でっち上げられている

思考放棄の空気にむせ返りそうです。

しかし、その前に、

今まさに起きようとしているのは、

大失業時代の到来です。

世界銀行年次報告によると、

日本は、

納税し難く、

189ヶ国中、140位だそうです。

消費税という悪税制度を強行して

結局、納税制度が

合理的的ではないからこそ

この順位なのでしょう。

日本がトップなのは

「破たん処理制度の整備」とのことです。

企業活動をし難く、

会社を潰しやすい国…に生きてるって、

考えただけで恐ろしいです。


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