のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

天木 直人氏 / 「候補者を一本化できなかった? どうでもいい」

2014年02月01日 23時01分22秒 | Weblog
バジル‏@basilsauceさんのツイートです。

―― 脱原発一本化を拒否した共産党に対する鎌田慧氏の批判の衝撃「戦争に向かおうとしている…危機的な状況にもかかわらず、広く手を結んで共同行動に立ち上がらず、あれこれ批判…人たちに訴えたい。いったい敵は誰なのか、と」(天木 直人)Y!ニュース …〔22:41 - 2014年2月1日

鎌田慧氏の覚悟って、

天木さんの言葉を待つまでもなく相当なものです

(下記資料参照)。

「立候補を辞退しなさい」

などという

広瀬隆氏の宇都宮氏への忠告など

僕に言わせtれば

(言語同断、命惜しないんか)と

正直、思いました。

なぜなら、

共産党って、

科学を尊重するように見えて

「書記長」という

教祖様に仕えるカルト集団と

寸分違いない

という印象があったからです。

実際、僕の

かの党の了見の狭さについての

評価は、

誤っていないと思います。

それは、

細川批判で

爆発している暴言の類で

跡付けることが

可能です。

唯一、これは

根拠ありかなと思えることに

小泉氏が

応援していることに関連した

批判です。

一つは、

「宇都宮氏は

生活者目線である」

ということ。

もう一つは、

「国家戦略特区」などという

市場原理主義と無縁であるということです。

しかし、この宇都宮氏の最大の問題は、

その人柄と言いますかね、

凡庸さです。

「平和」と言っても、

「積極的」という形容がついた途端、

軍靴の足音が

聞こえるでしょ?

「国家戦略特区」という言葉を

細川氏が

使ったからと言って、

そこにどのような意味を込めているのかが

問題です。

また、生活者が

人権感覚の持ち主とは

限っていません。

小沢一郎氏が

検察調書のでっち上げで

政治家としての

命が

奪われんとしたとき、

宇都宮氏は、

次のような屁理屈を並べて

“見て見ぬ振り”を

しました。

すなわち、

「検察」と罪に問われている「容疑者」は、

対等の立場である。

そこに、

日弁連の会長である自分がモノ申せば

バランスを害するというわけです。

問われているのは、

検察調書のでっち上げが

許されるのか

という問題です。

宇都宮氏は、

確かに生活者かもしれない。

検察庁と対立して

干し上げられたらどうするんだ?

という不安、恐怖、疑念に負けて

日和ってしまったわけです。

その臆病ぶりを

責めるつもりはないです。

しかし、人権感覚の乏しい人間が

生活感覚を持ちだすのは、

己の臆病な気質のいい訳である場合が

ほとんどです。

さて、対するに、

天木 直人氏は、

自身のブログ・プロフィルによると、

2003年、

当時の小泉首相に

「米国のイラク攻撃を支持してはいけない」と進言して

外務省を解雇された

反骨の元外交官でいらっしゃいまして、

その点、

勇気凛凛の人です。

☆ 記事URL:http://bylines.news.yahoo.co.jp/amakinaoto/20140129-00032088/

この方が

声を大にして

訴えられるのは、

次の事柄です。

自分を解雇したと言っていい

小泉元首相。

その応援を受けた細川元首相を

私情を挟まず、

支援しようということです。

天木氏は、

その熱い思いを

こんな風に語られます。


――…(前略)…細川・小泉連合は圧倒的な勝利をおさめなければいけない。その圧倒的な都民の脱原発の意志によって一気に脱原発の方向にこの国を持っていく。そうでないと安倍原発維持政策を方向転換することなどとてもできない。それほど脱原発は困難で大きなエネルギーが必要とされる一大政策転換なのである。共産党は邪魔をせずにその後についてくるだけの役割でいいのだ。脱原発は、単に安全性もの問題だけではなく、経済、外交・安保、日米関係などのおよぶ一大選択問題なのである。それを圧倒的な勝利を得た細川都知事が国に対して要求していくのである。その先には脱原発か原発維持かによる政界再編が待っている。

 候補者を一本化できなかったから細川候補が勝てなかったというような発想では、とてもこの国を脱原発にすることは出来ない。ましてや共産党にそれが出来るわけがない――。

候補者を一本化できなかったから

細川候補が勝てなかった――

というような発想は捨てようということですね。

了解です。


〔資料〕

1月28日付東京新聞「◆本音のコラム デミトロフ  鎌田 慧」

   たんぽぽ舎(2014年1月30日(木))

☆ 記事URL:http://www.tanpoposya.net/main/index.php?id=1887

 「デミトロフ」といっても、チョコレートやケーキの名前ではない。ましてや「テルミドール」のような料理でもない。東欧ブルガリアの政治家である。
私などの老輩には、デミトロフは「獅子吼(ししく)」という言葉とともに思い起こされる。獅子吼というえばデミトロフである。
 ゲオルギー・デミトロフは、一九三三年二月のドイツ「国会議事堂放火事件」の容疑者として逮捕された。が、ナチスの共産党弾圧を引き出すための、自作自演のでっち上げだった。ナチスの法廷に引き出されたデミトロフは、徹底的に陰謀を論証して、翌年には無罪を勝ち取っている。
 しかし、名前が記憶されているのは、国会放火事件によってではない。その二年後に行われれた、「コミンテルン大会」での演説によってである。彼は独善的で公式的、現実には全く通用しない、排他主義的な同志たちを批判、大胆な反ファッショ統一戦線の結成を呼びかけた。
 ナチスと対抗するための、多様で広範な、民主主義のための共同行動を熱烈に訴えた。その情景が「獅子吼」として語り継がれている。
 戦争に向かおうとしている、いまのこの危機的な状況にもかかわらず、広く手を結んで共同行動に立ち上がらず、あれこれ批判を繰り返している人たちに訴えたい。いったい敵は誰なのか、と。 (ルポライター)(1月28日東京新聞より)


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