NHKスペシャル シリーズ原発危機に
☆ 「安全神話 ~当事者が語る事故の深層~」
というテーマの番組があります。
この番組を見て、
思いますに、
津波が
想定外だとされる理由です。
なぜ、想定外なのか――。
東電によると、
「津波は、地震の付随現象」
だからだそうです。
津波は、付随的なものだから、
独自なリスクとして
検討課題になってさえいなかったのです。
石橋克彦氏という
地震学の権威が
「海で起こる地震が津波だ」
という非常に分かりやすい説明で
間違いを正そうとしたにかかわらず
「ここは、神の国」
(ビデオタイム45:00~)
という楽観のため
無視されたということなのでしょうか。
まるで、
戦前ですね。
驚いてしまいました。
原子力安全委員会は、
官庁と電力会社を束ねる役割を
期待されていたそうです。
しかし、独自資料を持っていなくて
電力会社頼みだったとか言いますから、
絶望的に「規制」は
困難でした。
3・11以降でさえ、
電力会社への「規制」は
しちゃいかんと、
証言している人がいました。
そりゃ「規制」が
絶望的に困難なはずですわ。
どこまでも
電力会社の自主性を重んじるんだというわけですね。
東電は、事故を起こした
犯罪企業なんですよ。
ここまで、
人をして肩入れさせる力って、なんでしょう。
国は、
原発稼働に伴う
訴訟を有利にするため
「規制」を避けたかったようです。
もし、「規制」の必要性を国が認めたら
訴訟に負けるかも!
という憶測があったようです
(番組は、そのように分析してました)。
電力会社の人
(多分、やくざ)は、
「皆さんは、自分でこしらえた
電力会社への信頼、
妄想を守りたかった」という趣旨の説明を
へらへら笑いながらしてました。
よくしてくれた解説です。
アメリカでは、
原発の立地条件として
“低人口地帯”(Low Population Zone)
ということが挙げられていました。
日本では、
それが立地審査基準として
参照されました
(ビデオタイム7:00~)。
しかし、残念ながら、
我が国では、
始めに「建設ありき」でした。
その結果、
低人口地帯の定義が緩められ、
過疎地で、
人が集まってくるのが
目論まれていても
地元の受け入れ意思があればよいという
いい加減なものに
内容がすり替えられて行ったのですね。
しかも、
そのすり替えは、
原子力安全委員会による「規制」を
容認したくない、
原発立地域のみなさんがしたと言える、
つまり、
地元住民のみなさんが
自分の中に育ててきた安全性への
信頼をぶち壊したくない
――もし、信頼が壊れれば、目が覚める。
それが厭だった――という
自己都合から、
すべてを電力会社に一任してきたんだろう、と
(ビデオタイム25:00~)。
意味を考え、
丁寧に書けば書くほど責任の所在の
すり替えの実態などが
読めてきて、
腹が立ってきます。
東電と
地元に原発建設を許した
住民の関係は、
子供を誘拐して
「ここで開放されたら困るだろう」
と言って、
子ども引きづり回す
誘拐犯と子供の関係のようです。
スリーマイル事故の後、
アメリカが
安全性を見直したとき、
日本の電力への
信頼度はアメリカの10倍だなどと言って、
この番組の取材に際し、
日本の原発は、
避難経路も確保されていない、
アメリカと比較するなら、
明らかな人口高密度帯にあることを
黙しています。
しゃべらなければ誰も気づかないと
信じてさえいるように。
いや~、皆さん!!
自分で動画をご覧になり
御判断下さい。
☆ 「安全神話 ~当事者が語る事故の深層~」
というテーマの番組があります。
この番組を見て、
思いますに、
津波が
想定外だとされる理由です。
なぜ、想定外なのか――。
東電によると、
「津波は、地震の付随現象」
だからだそうです。
津波は、付随的なものだから、
独自なリスクとして
検討課題になってさえいなかったのです。
石橋克彦氏という
地震学の権威が
「海で起こる地震が津波だ」
という非常に分かりやすい説明で
間違いを正そうとしたにかかわらず
「ここは、神の国」
(ビデオタイム45:00~)
という楽観のため
無視されたということなのでしょうか。
まるで、
戦前ですね。
驚いてしまいました。
原子力安全委員会は、
官庁と電力会社を束ねる役割を
期待されていたそうです。
しかし、独自資料を持っていなくて
電力会社頼みだったとか言いますから、
絶望的に「規制」は
困難でした。
3・11以降でさえ、
電力会社への「規制」は
しちゃいかんと、
証言している人がいました。
そりゃ「規制」が
絶望的に困難なはずですわ。
どこまでも
電力会社の自主性を重んじるんだというわけですね。
東電は、事故を起こした
犯罪企業なんですよ。
ここまで、
人をして肩入れさせる力って、なんでしょう。
国は、
原発稼働に伴う
訴訟を有利にするため
「規制」を避けたかったようです。
もし、「規制」の必要性を国が認めたら
訴訟に負けるかも!
という憶測があったようです
(番組は、そのように分析してました)。
電力会社の人
(多分、やくざ)は、
「皆さんは、自分でこしらえた
電力会社への信頼、
妄想を守りたかった」という趣旨の説明を
へらへら笑いながらしてました。
よくしてくれた解説です。
アメリカでは、
原発の立地条件として
“低人口地帯”(Low Population Zone)
ということが挙げられていました。
日本では、
それが立地審査基準として
参照されました
(ビデオタイム7:00~)。
しかし、残念ながら、
我が国では、
始めに「建設ありき」でした。
その結果、
低人口地帯の定義が緩められ、
過疎地で、
人が集まってくるのが
目論まれていても
地元の受け入れ意思があればよいという
いい加減なものに
内容がすり替えられて行ったのですね。
しかも、
そのすり替えは、
原子力安全委員会による「規制」を
容認したくない、
原発立地域のみなさんがしたと言える、
つまり、
地元住民のみなさんが
自分の中に育ててきた安全性への
信頼をぶち壊したくない
――もし、信頼が壊れれば、目が覚める。
それが厭だった――という
自己都合から、
すべてを電力会社に一任してきたんだろう、と
(ビデオタイム25:00~)。
意味を考え、
丁寧に書けば書くほど責任の所在の
すり替えの実態などが
読めてきて、
腹が立ってきます。
東電と
地元に原発建設を許した
住民の関係は、
子供を誘拐して
「ここで開放されたら困るだろう」
と言って、
子ども引きづり回す
誘拐犯と子供の関係のようです。
スリーマイル事故の後、
アメリカが
安全性を見直したとき、
日本の電力への
信頼度はアメリカの10倍だなどと言って、
この番組の取材に際し、
日本の原発は、
避難経路も確保されていない、
アメリカと比較するなら、
明らかな人口高密度帯にあることを
黙しています。
しゃべらなければ誰も気づかないと
信じてさえいるように。
いや~、皆さん!!
自分で動画をご覧になり
御判断下さい。
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