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Mail Online / 「アメリカ人の15人に1人は極貧状態(4人家族の世帯年収で約90万円以下)」

2014年09月01日 11時32分38秒 | 経済生活
〔資料〕

「アメリカ人の15人に1人は極貧状態という調査結果」

   Mail Online(2014-09-01 11:00:00)

☆ 記事URL:http://blog.goo.ne.jp/gogo115/e/914d4c0252b1a818ff4ec9d1ac122345

☆ 元記事URL:http://www.dailymail.co.uk/news/article-2056864/Handout-nation-Food-stamp-map-America-reveals-hotspots-15-population-government-help.html#ixzz1chltHYw6

ウォール街デモに端を発した格差の是正を訴えるデモが全米各地に拡大中だが、そんなデモ参加者のやる気をさらに勢いづけるような調査結果が明らかになった。最新の調査によると、アメリカ人の15人に1人が極貧状態であるという。

政府の定義する「貧困」とは4人家族の世帯年収が2万2314ドル(約175万円)以下とされおり、現在アメリカでは4620万人(人口の15パーセント強)が貧困層であるという。最近発表されたデータによると、貧困層の約半数、2050万人が貧困ラインのさらに半分以下の年収(4人家族の世帯年収で約90万円以下)で生活しているとのこと。

2050万人というとアメリカの人口の6.7パーセント、つまりアメリカ人の15人に1人が「極貧状態(Poorest Poor)」にある。これは過去35年間の調査において最悪の数字だ。

この窮状はフードスタンプ(低所得者向けに実施されている食料補助対策)の受給者の数からも見てとれる。フードスタンプの受給者数は年々増加しており、昨年12月の受給者数は4400万人と、金融危機以前の2007年11月の2730万人と比較すると、激しい増加ぶりだ。

今回の調査結果によって3年前の金融危機の影響は予想以上に長引いており、仕事が決まらず日々食べていくことさえ難しいほどの窮状にあえぐアメリカ人がまだまだたくさんいるという現実が明らかになった。

アメリカ経済、国内政治の先行きは見えないが、とにかくこのひどい状況がさらに悪化しないことを願うばかりだ。

(文=Yuki Sato)

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