この時期にオール電化の宣伝に狂奔していた東電社員がいた！

５日、電気事業法２７条に基づき、

東電は、計画停電から

総量規制に舵を切らされました。

東京都だけ

停電の例外対象にする合理的理由がないからです。

週刊文春の記事によると、

東電の社員は、

原発事故に際して

我に関せずとばかりに

オール電化の宣伝に走り回っていたようです

（同誌４月１４日号、「トップ５人が不祥事で辞任、反省なき経営陣」参照）。

商魂逞しいですね。

僕はなぜ、

計画停電で東京都だけ例外扱いするのか

解せませんでした。

しかし、この記事を読んで納得しました。

例外扱いしなかったら、

東京都での各家庭へのオール電化への働きかけに支障が生じるからです。

そういう意味では

総量規制に舵を切ったのは最低限の良心の問題です。

しかし、残念なのは、

経団連などの意向を無視した

強制的な総量規制に踏み切ったことです。

“自分以外は信じず”という

管首相らしいやり方ではありますが、

需要の実態に即しない

産業界への供給制限になりそうです。