のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

小火(ぼや)

2011年02月21日 04時50分37秒 | Weblog
PCの復旧はまだです。

しかし、緊急の事件があり、ここに報告しておきます。

もう昨日のことですがーー。


20日、午前3時半ごろ、飼い猫のチアーが足に擦り寄ってきました。

何かねだることがあるとき、

示す仕草です。

背中をなぜてあげると、すっと歩いてゆきます。

冷蔵庫に向かえば、餌がほしいのですな。

台所の扉に向かえば、散歩が目当てです。

このときは、扉の方に向かいました。

外に出たい気持ちはすぐに伝わりました。

しかし、時間が時間です。

今、表に出せば、1時間は戻ってこない・・・

僕は眠かったのです。

それで、

「散歩は、行けへんで」

などと言ってました。

猫を相手にして言葉は通じないのは分かってます。

でも、何時もなら、雰囲気で納得してくれていました。

それがこの日に限ってはしつこかったです。

4、5回、同じやり取りを繰り返しました。

そしてついに、根負けしてしまいました。

(甘いな~)

と反省し、リビングに戻ってからが大変です。

びっくりする事件が待ち受けていました。

座布団が火を噴く寸前でした。

(おい、おい、すんなりと寝室に行ってたら、焼死体になっていたところやで)

と、座布団の火を消し止めた後、

ヒヤッとした感覚とともに、我ながら運のよさを喜びました。

落ち着いてから、

何時になくしつこかったチアーの外出への誘いを思い出し、

あの猫、僕を助けようとしていたのでは、

という思いにとらわれました。

前は、テドの命を救いました。

今度は、僕の命です。

ということは、

テドだけでなく、これで、チアーは僕にとっても命の恩人である!?

僕は、タバコを止めるつもりなどなかったです。

しかし、出火の原因は、タバコです。

すり鉢上に火が燃え移り、

ぱっと座布団を見ただけでは小火に気づき難いです。

細い、本当に細い、ちらちらと見える赤い環が

炎だと気づいたときは、

大慌てでした。

タバコと言えば、発癌物質という理解しかなかったけれど、

失火という、ある意味、古典的な事故は、

社会的な大きな影響力のある

被害を近隣にもたらします。

改めて、それを思い起こされました。

命の恩人であるチアーは、タバコが嫌いなようでもあるし、

この際、タバコは断とうか、と本気で思いました。

と言いながら、

まだタバコは吸ってますが。

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2 コメント

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Unknown (baniramama)
2011-02-22 11:13:41
大事に至らなくて良かった 本当に良かったですね
チアーちゃんに言われてすぐにドアを開けに行っても 未だ発火は進んでなかったと思うし
忠太さんがリビングに向かったのも幸いしてるし
タイミングが良かったですね
何よりチアーちゃんのおかげ

もし・・・って思うと本当にコワいですもの
夜中に冷っとされた忠太さんの心情もお察しします

チアーちゃんの能力スゴイです
二度あることは三度ある って言いますから
又、ナニか見せてくれるかも
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☆baniramamaさんへ (忠太)
2011-02-22 18:06:19
自宅での小火は、生まれて初めての体験ではないです。小学生の頃、体験してます。ただ、家中大騒ぎだったのに僕は爆睡してました。それで、小火がどんなものか知りませんでした。
煙が充満して異常を感じるんですが、火元が発見しにくいんです。マグマのようなどす黒い炎が薄い環をなしているのを見つけたときは、驚きました。炎が立ち上がっていたら、と思うとぞっとします。今回、本当にいい体験をさせて頂きました。
火災訓練なんかのとき、火事の起こり始めなどビデオでもいいから実際に見せておくことが大切かな、と思いました。
木材なら木材、内部で火が広がるんですね。外から見れば、黒く見えるだけ・・・炎が立ち上がったときは、容易には消火できなくなっているんだ、ということがよく理解できました。
チアーのおかげでほんと、命拾いしました。

2回あることは、3回あるーー、うれしいような、怖い予言ですね。

一人暮らしだと、どうしても生活が不規則になります。寝過ぎなとき、チアーがとんがった爪のついている肉球で僕の頭を一掻きしてくれます。

(わぁ、なんや、なんや)
と思いながら、毎日チアーに起こされています。3回目はそれということにしておきます。

ちなみに、チアーは、僕をたたき起こした後、そこで寝ます。
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