のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

橋下知事は、電力会社に対抗できるか

2011年09月14日 21時55分10秒 | Weblog
何かの雑誌記事に次のような話が載ってました。

アントニオ猪木は、

最初、東電のCMを拒絶した、と言うのです。

そうすると、

出演料が

1億円に跳ね上がったそうです。

普通の感覚で

猪木さんに1億円を供与できますか。

この人のスター性を卑しめようという話ではないです。

広告費がコストとしてやむを得ない支出としても、

一人のタレント相手に1億円の出費です。

あなたがもし、事業者であるとして

その出費を認めることができるかどうかです。

出来ないでしょう?

金額が大き過ぎて異常としか言いようがない。

有名人を口説くたって、

限度ってものがあるでしょう。

東電は、

王国と揶揄されるように

日本の中の

別の国家のようです。

腰は低く、その国家政策の実情が

ぼそぼそと呟かれます。

しかし、気がつけば、今やわが世の春を謳歌しています。

官僚も意のまま。

その上、マスコミもです。

怖いもんなしです。

理想を振りかざす者は、

一匹づつ始末する快楽に浸る、

それが日本の

東電プロジェクトのありようです。

題して「茶番劇」。



さて、話変わって、

最近、話題の弾丸キャラの島田紳助の

引退宣言について。

タイトルが

「橋下知事は、電力会社に対抗できるか」になっています。

アントニオ猪木の話をしたらと思ったら、

次は、島田紳助か、

話があちこち飛ぶな、と思われることでしょう。

でも、もう少し、我慢して下さい。

この人の引退は、

東電帝国に

仇(あだ)なす弾を、彼が送りつけたせいではないかと、

実は、怪しんでおります。

つまり、彼は言いました。

ビートたけしのように

己の分際を弁えて額(ぬか)ずいていればいいものを

鳴いてしまったわけですな、

「(ソフトバンクの)孫さんは、明冶維新の際、活躍した志士のようだ」と。

日本国、国中国の王さまは、痛くご立腹あそばされました。

「漫才師風情が何事か。漫才師が、ま、ま、まん、奴を干し上げ~い!」

という命令が早速、沙汰された――。

(違うんかな)



紳助は、

自分が虎の尻尾を踏んでしまったことを、

後に知ることになります。

何年か前、友人の渡辺二郎氏が

警察に逮捕され、

身辺調査されたことがあります。

出てきたのは、

マフィアとの援助交際の記録でした。

互いにメールを打って

安否を確認し合ったこともあったでしょう。

こんな具合なのかな、

ちょっと想像して書きますね。



「元気?」

「ういん、ういん、ういん♪」

「どうしたの?」

「今、機械の真似してるんじゃ。

ほら、俺って極紳助会の会長やろ」

「分った。警察に不当逮捕されたとき、

嘘発見機に負けない機械になる練習してたんだ」

「はずれ、ロープで人の首締める殺人マシーンになる練習してたんよ」

「そうか、そうか。めんご」

…とまあ、

内容はともかく、メールのやり取りが

‘05年頃にあったようです。

古いでしょう?

それが今年の4月に出てきました。

出したのは、某雑誌社。

‘05年のメールが

公に明らかになったのは、

羽賀研二が恐喝未遂の公判のときでした。

その公判は、‘07年に開かれました。

さて、今年は、‘11年。

ほんと、フルーティな話です。

ところで、なぜこんなにもふる~い

メールが暴露されたのでしょう。



紳助が蹴り落とされる構図は、

民主党の小沢一郎氏が

マニフェストで

――全量買い取り方式の再生可能エネルギーに対する固定価格買取制度を早期に導入するとともに、効率的な電力網(スマートグリッド)の技術開発・普及を促進する(2009年・民主党の政権政策マニフェスト43項参照)――


という実質「脱原発」を掲げた後、

陸山会問題が噴き出し、とても有罪と考えられない状況下で

犯人扱いされ、

党員資格停止に至ったその様に酷似してます。

考えて見て下さい。

裁判所に提出された被告、羽賀研二に関する物的証拠に含まれていた

島田紳助のメールに目を通せるのは、

警察という官庁のなかでも

限られています。

誰かの指令を受けた警察上層部の者が

証拠物を覗き見した上、

某雑誌記者にその確認した情報を漏らしたのではないでしょうか。



さて、もうそろそろ最後。

サービス、サービス、出血サービスの時間です。

ここで想像上の紳助氏へのインタビュー。

およそあり得ないでしょうが、

あるかもしれんという

僕の微妙な思い(?)を混ぜ込んで

書きますよ。

  *** ***

「どう思います? 紳助さん、はめられた感、ないですか」

「別に。…ただ、わしの喜劇王成りは消えたな」

「喜劇王ですか。ほう、それが心残りと?」

おっと、泣き崩れました。

 *** ***

以上です。

えっ、全然、おもんない。

ごもっとも、ごもっとも。


紳助の進退問題で

一番やきもきした人間は、

大阪府知事、橋下徹氏でしょう。

実は、この知事、

紳助と親交がありました。

したがって、彼の夢が断たれた真の理由は何かにつき、

自分の身に引き寄せて

考えていらっしゃるのは、

他ならぬ、この橋下徹知事と推察致します。

島田紳助氏に橋下徹知事への応援のメッセージなど、

伺って見ましょうかね。

ただ、これも、僕の個人的思いが濃厚なフィクションですから、

適当に流して下さいね。


*** ***

「友人の一人として

橋下さんに一言ありませんか」

「ハシモトさんて、暴力団の橋本さん?」

「いやいや、そっちじゃなくて」

「あー、橋下知事さんにか」

「はい、そうです」

「そうやね。今しばらくは、

よう分らん顔して『東電の犬』路線をやったらええわ。

馬鹿と思われたら、しめしめ、やな。

その点、あの、条例による国家斉唱の義務化など、いけてたわ。

まるで戦時中やな、ははは。

馬鹿んなったら、透明人間と同じやで。人が注意をむけんようになる。

力を蓄えてから、攻めたらええねん。

でも、脱原発の旗だけは放り出さん方がええで。

旗を投げ出すと、

すべての努力が水の泡になる。

がんばってや、橋下君!」。

*** ***

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3 コメント

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ハチの一刺し (kayo)
2011-09-15 14:20:37
お知らせありがとう

あの強烈キャラの島田紳助どんでさえやられた!?
鉢呂議員もハチの一刺しだったようで・・
原発反対の立場の議員だったのに、仕事する前の一刺し!

辞任会見でのやくざ言葉で質問する記者にもたまげたけど、もっと奥深いところで操る黒幕が居るんですね
原発審議する委員会の長になった鉢呂さんは、メンバー構成が、賛成反対が7対3だったのを5対5にするべくすでに人選もしていたとの事、賛成派にとっては苦々しい存在、スキあらばと思っていたんじゃないかな

「死の町」と言った時の鉢呂議員の表情は現実の姿を見て心を痛め、正直に出た言葉だと思うんですよ、目がうるうるしている様で真剣な表情でした。
黒幕から指し向けられた犬が居るんですよ、どれだけ仕事してくれるか見てからにしろよ!
と言いたいわ。

もっとも仕事されては困る輩が居るんですよね。




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☆kayoさんへ (忠太)
2011-09-16 02:01:37
昔から信用してなかったという人もいらっしゃるでしょうけど、僕の場合、3・11以降の大変化として、マスコミの言うこと、一呼吸置いてから聞くようになりました。

きっかけは、福島第一原発3号機の爆発の映像をフジTV以外のテレビ局が申し合わせたように流していないという事実を伝え聞いたときからです。なぜ、という気持ちが大きくなるにつれ、他局批判ではなく、フジTV叩きが始まりました。

それは、まず、当時首相だった菅氏の会見でアナウンサーの「またか――」というため息を糾弾する形を取りました。その言葉だけ切り取って見れば不適切発言と言えなくもないです。しかし、(今、会見どころではないだろう)という背景にある事情を考えると、共感の持てるつぶやきです。批判する側にそれを読み込むだけの先見性がないのですね。セシウム米にしたって、そうです。「セシウム牛」という表現は、どの新聞社もこぞって使用してました。「セシウム米」がなぜいけないのか。答は、簡単です。未だ政府発表がないからに過ぎません。

一歩先を読み込んだ放送関係者が詰め腹を切らされたと聞いています。鉢呂発言もそれに似たところがありますね。原発周辺の地元の人は、帰りたがっているはずです。その期待を踏みにじった発言なように受け取れます。しかし、そうじゃないんですね。地元の人の期待がよく分る人だから、つい口をついて出た表現なのでしょう。見通しが立たない不安が嵩じて、「まるで死の街だった」としか報告が出来なかったのでしょう。

セシウム米など、市場に出回ってもらいたくない。しかし、出回ります、必ずね。だって、汚染されている土地で耕作しているわけでしょう。除染するには費用がかかりすぎるので、農家の人には情報を伝えない。「大丈夫」の一点張りで耕作するに任せてあるんです。
(こうなったら笑ってやんと仕方ない…)
という気持ちがあって、「セシウム米・セシウムさん」というテスト画面を作ってしまった、という辺りが最も事実に近いんだろうと思います。

そこを取り上げないで、将来、生じるであろう事実をうやむやにするため、ジョークにしろ、それに触れた者に対しネガティブキャンペーンをしたかどで社会的制裁が加える、というのは話がまったく逆な気がします。

それだけ、社会全体に余裕がない、ということですね。悲しいことです。
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Unknown (kayo)
2011-09-16 13:27:23
悲しいです、全く。
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