のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

武田邦彦先生 / 「福島で甲状腺ガン50倍。子どもの退避を急げ!」

2013年02月19日 01時09分34秒 | Weblog

原発事故との関係・・・新たに2人が「甲状腺がん」(13/02/13)

甲状腺異常について、

昨年、

「週刊文春」(3月1日号)に巻頭特集

「衝撃スクープ 郡山4歳児と7歳児に『甲状腺がん』の疑い!」

という記事が出たときのことが

思い出されます

(「福島の子供10人が甲状腺がんにかかってしまった悲劇 」/記事TRL:http://minnie111.blog40.fc2.com/blog-entry-3255.html)。

そのときは、

取材源にあたる甲状腺のエコー検査をした

札幌厚別通内科の杉澤医師

記事には事実誤認がある

として抗議会見を行いました!!

この会見に対して、

おしどりマコ氏と「週刊文春」編集部は、

緊急会見を2月25日に行い、

事実誤認があるという杉澤医師の発言を否定しました。

杉澤医師は、

2次検査では結節(かたまり)が

陽性だったことから、

「甲状腺がんの疑い」を事実誤認と主張していました。

しかし、「甲状腺がんの疑い」というのは、

事実です。

チェルノブイリでも初期にみられた結節は、

ほとんどが陽性であって、

それが、5年ほど経て小児甲状腺がんに進行したと言われています

また、山下俊一福島医大副学長

『検査するな』

とメールをしたことも事実ではないと

指摘されていました

しかし、山下氏からのメールで

『検査を控えるように』

と言われたのは事実なのです

唯一、

誤認があったのは、

エコー診断を受けた人数で、

子供と大人の数が

逆になっていたことです。

このような、

重箱の隅をつつくような真似をして、

情報の持つ

重さを測り損ねさす

異議申し立てであったことが

結局、ガン認定によって裏付けられました。

杉澤医師って、

隠ぺい体質が過ぎています。

参考までに、

下記に

武田邦彦先生の

警告を

転載しておきます。

 

■資料

原子力と被曝 福島で甲状腺ガン50倍。国は子どもの退避を急げ!」

   武田邦彦先生(2013214日)

☆ 記事 URL:http://takedanet.com/2013/02/10_6a83-1.html

2013年2月14日、福島県健康管理委員会が3人目の甲状腺ガン(いずれも子ども)の発生を報じました。また7人が「ほぼ甲状腺ガン」と診断されています。男子3名、女子7名です。

 

甲状腺ガンは18才、40才ぐらいから増えるガンで、女性に多いのが特徴です。福島では18才以下の子ども18万人の対象のうち、3万8千人が検査していますので、国立がんセンターのデータでは、10万人に0.6人程度なので、3万8千人なら「0.2 人」が平均的ですから、その約50倍に当たります。

通常はお医者さんというのはできるだけ病気にならないように、注意をされるのが普通ですが、福島の医師団だけは「病気になる危険を冒せ。病気になってもかまわない」という態度に終始しています。

今回も「被曝による甲状腺ガンは4,5年かかる」と説明していますが、それは「医学的」に間違いです。というのは、「平均して患者が増えるのが5年目から」というのと、早期にガンにかかる子どもがいつからでるかというのは違うからです。

 

チェルノブイリの患者発生のグラフは左の通りです。このグラフを見ると1988年4月の事故から4年目から甲状腺ガンの子ども(18才以下)が増えていますがチェルノブイリの近くのウクライナ、ベラルーシに限って言えば、明らかに2年後には増加傾向にあります。

このことは、平均して甲状腺ガンがでるのは4年目からだが、早期にガンになる子どももいるということを示しています。すでに3人が手術をしたと報じられていますが、実に可哀想です。

国は直ちに次の事が必要です。

1)高濃度被曝地の子どもを疎開させる(除染は間に合わない)、
2)汚染された食材の出荷を止める、
3)ガンになった子どもを全力で援助する、
4)除染を進める。また親も含めて移動を促進する。
5)「福島にいても大丈夫だ」と言った官吏を罷免し、損害賠償の手続きを取る。

日本の未来を守るために、大至急、予防措置を取ることを求めます。

 


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