のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

仲宗根美樹   川は流れる

2009年02月28日 20時10分39秒 | Weblog
僕が生まれて初めて覚えた歌謡曲です…

出だしの「わくらば」の意味が分からず、

(「わくわく枕カバー」の略かな、そんなことないな。。。「若ら葉」か?)

などと思っていました。

今夜、紹介する動画を見て納得しました。

「病にかかった葉」だったのですね、は、は、は。

ついでにこの語句の由来を調べました。

一説には、「若葉」からきたと言います(参照-石垣島地方気象台HP)。

幼心にした推測もあながち間違ってはいなかったようです。

夏に散る、青葉と呼べない朽ちた葉を愛おしみ、

せめて「若い葉」と呼んだ。

そう呼び習わす内に、

「わくらば」という語が出来上がった・・・という気がします。

ところで、高浜虚子や小林一茶という俳人達も

この語句を読み込んだ一句を残しているようです。

なかでも、一茶の

「わくら葉のしんぼうづよくはなかりけり」には胸痛むものがありました。

「わくら葉」の「わくら」に「病」という当て字を使わなかったところに、

この俳人の優しさが感じられました。

去年の秋になくなった子猫たちのこと思い出してしまいました。。。


川は流れる 仲宗根美樹 【cover】

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