ニュースサイト「news-log」で
東電会見に出席し続けていた
芸人のおしどりマコ・ケンさんが、
公開後、
すぐにこの動画をアップして下さいました。
早速あったのが
テレビ朝日からの
著作権の申し立てです。
このテレビ局のバックは
上から目線で
悪名の高い、天下御免の
あの朝日新聞です。
YouTubeにアップしたのが
芸人と聞いただけで、
強欲な習性を丸出しにして、
勝手な主張をしたということでしょう。
「テレビ局は、このように
自分たちの権利は声高に主張する一方で、
他者の権利侵害は平気である」
(上杉隆氏・文「東電テレビ会議映像…―」参照)
ってことですね。
下に公開されたyou-tubeをアップします。
マスメディアの記者でなく、
芸人のおしどりマコ・ケンさんが
東電会見に熱心に出席し続けて下さったお陰で、
安心して観れるという、
プロと素人のジャーナリズム精神の強さが逆転した現象、
忘れないです。
もちろん、
感謝はしてますが、
違和感も付きまとっています。
これをもって、
同時に、これまでいかに著作権が
悪用され、
言論の自由が
我が国で萎縮させられているか
考えてみる機会にしたいと思います。
なお、資料として、
「福島第1原発 テレビ会議映像 危機感欠如あらわ」
という産経ニュースを
下記に転載します。
1号機原子炉建屋で爆発発生【東電社内テレビ会議映像公開】
3号機原子炉建屋で爆発発生【東電社内テレビ会議映像公開】
減圧操作の経緯【東電社内テレビ会議映像公開】
退避連絡【東電社内テレビ会議映像公開】
菅総理来社【東電社内テレビ会議映像公開】
<資料>
「福島第1原発 テレビ会議映像 危機感欠如あらわ」
産経ニュース (2012/08/19 08:23更新)
■保安院・圧力上昇「公表を控えて」/東電本店・海水注入「もったいない」
東京電力福島第1原発3号機が水素爆発する直前の昨年3月14日早朝、格納容器の圧力の急上昇を東電が公表しようとしたところ、経済産業省原子力安全・保安院が公表を待つよう指示していたことが東電の社内テレビ会議映像から分かった。爆発後には東電が確認しないまま、保安院の主張通り「水素爆発」を追認。2号機への海水注入についても本店側が「もったいない」と発言するなど、必死の作業にあたる現場とはかけ離れた、政府と東電本店の当事者意識の欠如ぶりが浮かぶ。(原子力取材班)
▼「絶対に駄目」
映像によると、14日午前6時ごろ、3号機で、格納容器の圧力を示す数値が急上昇。東電本店にいた小森明生(あきお)常務が午前6時10分すぎに爆発の恐れが強まっていることを官邸と保安院に連絡した。これを受け、第1原発の吉田昌郎(まさお)所長(当時)は3号機周辺からの退避を作業員に命じた。
その後、3号機の状況を公表するかをめぐる議論があった。本店担当者がテレビ会議で「(保安院は)プレスに話すのを止めている。(水の)補給開始をじっくり見守るそうだ」と報告、吉田氏ら幹部から異論は出なかった。
ところが午前8時すぎに第1原発広報班が「福島県から公表を依頼された」と本店に相談。本店は保安院の意向を確認し、「保安院に確認しましたら、絶対に駄目だというのが向こうの見解で、このプレスは行うなという強い要請、指示だそうです」と担当者が結果を報告する様子が記録されていた。
結局、保安院と東電は14日午前9時すぎまで状況を公表せず、3号機は午前11時ごろ爆発。保安院は「連絡を受けた職員が上司と相談する間、発表を待ってもらった。東電を止めたつもりはない」としている。
▼「いいんじゃない」
3号機の爆発後も情報発信の姿勢は、当事者とは思えない発言が続く。14日午前11時半ごろ、3号機爆発に関する記者会見用の文面を清水正孝(まさたか)社長(当時)らが検討している場面だ。
高橋明男フェローが「要はさ、(12日に水素爆発した)1号機を3号機に変えただけだってんでしょ。それで水素爆発かどうかわかんないけれど、保安院が水素爆発と言っているから、もういいんじゃないの。この水素爆発で」と爆発の確認作業をせずに保安院発表を追認することを提案。さらに「これは保安院がさっきテレビで水素爆発と言っていたけど、歩調を合わせた方がいいと思うよ」と発言した。
これに対し本店職員も「すでに官邸も水素爆発という言葉を使っているから、それに合わせた方がいいんじゃないですか」と同調、「いかがですか」と清水社長に決断を求めた。
清水社長は「はい。いいです。これでいいから。スピード勝負」と了承、3号機は「水素爆発」と決定、その後の会見でそのまま公表された。
▼「真水を待つ」
3月13日夜には2号機の原子炉冷却のため海水注入を進言する吉田氏と本店とのやりとりで、現場感覚からかけ離れた本店の思惑が透けてみえる場面もある。
吉田氏は3号機が危機的な状況だったため、海水注入しかない状況を、本店で復旧計画策定を担当する「復旧班」に説明した。
本店復旧班は「いきなり海水っていうのは、そのまま材料が腐っちゃったりして、もったいないので なるべく粘って真水を待つという選択肢もあると理解してよいでしょうか」と真水での冷却を提案した。
これに対し吉田氏は「理解してはいけなくて、今から真水というのはないんです。時間が遅れます」と強調。「真水でやっといた方が塩にやられないから後で使えるということでしょ」と聞き返すと、本店復旧班は「そういうことです」と廃炉とならないよう事故収束後のことも考慮すべきだとの考えを示した。
こうした本店の考えに吉田氏は「(水の)供給量が圧倒的に多量に必要な時に真水にこだわっているとえらい大変なんです。この状況では海水でいかざるを得ない」と断言。それでも本店復旧班は「現段階のことは理解しました」と納得していない様子で、現場と本店との切迫感がずれていたことを象徴している。
東電会見に出席し続けていた
芸人のおしどりマコ・ケンさんが、
公開後、
すぐにこの動画をアップして下さいました。
早速あったのが
テレビ朝日からの
著作権の申し立てです。
このテレビ局のバックは
上から目線で
悪名の高い、天下御免の
あの朝日新聞です。
YouTubeにアップしたのが
芸人と聞いただけで、
強欲な習性を丸出しにして、
勝手な主張をしたということでしょう。
「テレビ局は、このように
自分たちの権利は声高に主張する一方で、
他者の権利侵害は平気である」
(上杉隆氏・文「東電テレビ会議映像…―」参照)
ってことですね。
下に公開されたyou-tubeをアップします。
マスメディアの記者でなく、
芸人のおしどりマコ・ケンさんが
東電会見に熱心に出席し続けて下さったお陰で、
安心して観れるという、
プロと素人のジャーナリズム精神の強さが逆転した現象、
忘れないです。
もちろん、
感謝はしてますが、
違和感も付きまとっています。
これをもって、
同時に、これまでいかに著作権が
悪用され、
言論の自由が
我が国で萎縮させられているか
考えてみる機会にしたいと思います。
なお、資料として、
「福島第1原発 テレビ会議映像 危機感欠如あらわ」
という産経ニュースを
下記に転載します。
1号機原子炉建屋で爆発発生【東電社内テレビ会議映像公開】
3号機原子炉建屋で爆発発生【東電社内テレビ会議映像公開】
減圧操作の経緯【東電社内テレビ会議映像公開】
退避連絡【東電社内テレビ会議映像公開】
菅総理来社【東電社内テレビ会議映像公開】
<資料>
「福島第1原発 テレビ会議映像 危機感欠如あらわ」
産経ニュース (2012/08/19 08:23更新)
■保安院・圧力上昇「公表を控えて」/東電本店・海水注入「もったいない」
東京電力福島第1原発3号機が水素爆発する直前の昨年3月14日早朝、格納容器の圧力の急上昇を東電が公表しようとしたところ、経済産業省原子力安全・保安院が公表を待つよう指示していたことが東電の社内テレビ会議映像から分かった。爆発後には東電が確認しないまま、保安院の主張通り「水素爆発」を追認。2号機への海水注入についても本店側が「もったいない」と発言するなど、必死の作業にあたる現場とはかけ離れた、政府と東電本店の当事者意識の欠如ぶりが浮かぶ。(原子力取材班)
▼「絶対に駄目」
映像によると、14日午前6時ごろ、3号機で、格納容器の圧力を示す数値が急上昇。東電本店にいた小森明生(あきお)常務が午前6時10分すぎに爆発の恐れが強まっていることを官邸と保安院に連絡した。これを受け、第1原発の吉田昌郎(まさお)所長(当時)は3号機周辺からの退避を作業員に命じた。
その後、3号機の状況を公表するかをめぐる議論があった。本店担当者がテレビ会議で「(保安院は)プレスに話すのを止めている。(水の)補給開始をじっくり見守るそうだ」と報告、吉田氏ら幹部から異論は出なかった。
ところが午前8時すぎに第1原発広報班が「福島県から公表を依頼された」と本店に相談。本店は保安院の意向を確認し、「保安院に確認しましたら、絶対に駄目だというのが向こうの見解で、このプレスは行うなという強い要請、指示だそうです」と担当者が結果を報告する様子が記録されていた。
結局、保安院と東電は14日午前9時すぎまで状況を公表せず、3号機は午前11時ごろ爆発。保安院は「連絡を受けた職員が上司と相談する間、発表を待ってもらった。東電を止めたつもりはない」としている。
▼「いいんじゃない」
3号機の爆発後も情報発信の姿勢は、当事者とは思えない発言が続く。14日午前11時半ごろ、3号機爆発に関する記者会見用の文面を清水正孝(まさたか)社長(当時)らが検討している場面だ。
高橋明男フェローが「要はさ、(12日に水素爆発した)1号機を3号機に変えただけだってんでしょ。それで水素爆発かどうかわかんないけれど、保安院が水素爆発と言っているから、もういいんじゃないの。この水素爆発で」と爆発の確認作業をせずに保安院発表を追認することを提案。さらに「これは保安院がさっきテレビで水素爆発と言っていたけど、歩調を合わせた方がいいと思うよ」と発言した。
これに対し本店職員も「すでに官邸も水素爆発という言葉を使っているから、それに合わせた方がいいんじゃないですか」と同調、「いかがですか」と清水社長に決断を求めた。
清水社長は「はい。いいです。これでいいから。スピード勝負」と了承、3号機は「水素爆発」と決定、その後の会見でそのまま公表された。
▼「真水を待つ」
3月13日夜には2号機の原子炉冷却のため海水注入を進言する吉田氏と本店とのやりとりで、現場感覚からかけ離れた本店の思惑が透けてみえる場面もある。
吉田氏は3号機が危機的な状況だったため、海水注入しかない状況を、本店で復旧計画策定を担当する「復旧班」に説明した。
本店復旧班は「いきなり海水っていうのは、そのまま材料が腐っちゃったりして、もったいないので なるべく粘って真水を待つという選択肢もあると理解してよいでしょうか」と真水での冷却を提案した。
これに対し吉田氏は「理解してはいけなくて、今から真水というのはないんです。時間が遅れます」と強調。「真水でやっといた方が塩にやられないから後で使えるということでしょ」と聞き返すと、本店復旧班は「そういうことです」と廃炉とならないよう事故収束後のことも考慮すべきだとの考えを示した。
こうした本店の考えに吉田氏は「(水の)供給量が圧倒的に多量に必要な時に真水にこだわっているとえらい大変なんです。この状況では海水でいかざるを得ない」と断言。それでも本店復旧班は「現段階のことは理解しました」と納得していない様子で、現場と本店との切迫感がずれていたことを象徴している。
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