１F建屋西側に井戸（深さ２０～２５ｍ）を１２本掘り、水を浄化？

汚染水を循環させるためには、

原子炉への

注入量を上回る

水の回収率があれば、

問題が解決するはずです。

水が漏出しているため、

広い範囲にわたって

汚染水が

流れ出しているのは理解できます。

ただ、その結果、

汚染水が地下水脈に

接触することがないよう

京都大学小出助教が

大規模でなくていいから

早急に壁(バリア）を作って

汚染水と水脈が接触しないようにするべきと、

ラジオで訴えておられました。

もし、地中で地下水に触れるようなことがあれば、

福島の大地は、

たちどころに、

高濃度で放射能に汚染されるだろうとも

指摘されていらしたです。

東電は、

「大規模な壁面を建設する予定であり、

何も問題ない

と説明していました。

しかし、汚染水が

増え続ける理由として、

“地下水流入”という事情につき

説明しています。

湧き出している地下水が

ある以上、

汚染水が地下水脈と接触した、

もしくは、

既に水脈に汚染水が入り込んだ、

あるいは、

もっと最悪な推測として、

溶けた核燃料が

地下で水脈に触れている

可能性さえあるのではないかと

思われます。

その証拠に、

浄化装置「アルプス」によって

によって

井戸によって

汲み上げた水を

浄化して

海に放出するとしか

読みえない

内容の事柄が

報道されています。

参考までに、

その記事を記録のため

資料として

転載しておきます。





＜資料＞


「増え続ける汚染水　新たな対策計画も…見えぬ解決」

　　　　産経ニュース（2012.10.12 23:17 ）

　　　リンク

　福島第１原発の現場公開では、年内にも投入が予定されている汚染水を処理するための「多核種除去装置（アルプス）」が初披露されたほか、原子炉建屋への地下水流入を減らすことが期待される井戸の設置場所なども公開された。いずれも汚染水を減らす対策として期待されているが、問題を根本的に解決するほどの効果は見込めない。昨年末に冷温停止状態を達成して以降も、増え続ける汚染水の問題は、関係者の頭を悩ませている。

　炉心溶融（メルトダウン）事故を起こした１～３号機は、溶けた燃料が熱を発し続けているため、水をかけて冷やし続ける必要がある。そのため、各号機には毎時約５～７トンの水を注水しているが、圧力容器や格納容器には穴があいており、原子炉建屋などに汚染水として漏れ出している。

　この汚染水に、大量の地下水が原子炉建屋内に流入して混ざるため、汚染水が増加を続けている。流入量を減らすため、東電は地下水の上流にあたる建屋西側に深さ２０～２５メートルの井戸を１２本掘り、建屋に入る前に地下水をくみ上げ、水質検査後に海へ放流する計画を立てている。ただ、海洋放出には地元の住民や自治体、漁協の理解を得る必要があり、難航する可能性もある。


　タンクにたまる汚染水の量を減らすことが期待されているのが、年内に本格運用に入る予定の「アルプス」だ。現在は「サリー」という装置で汚染水を処理しているが、サリーはセシウムしか取り除くことができない。これに対し、新たに導入されるアルプスはストロンチウムやテクネチウムなど６２種類もの放射性物質が除去できる。

　ただ、たとえ浄化処理したとしても、汚染水だった水を海洋放出することに対しては反発が根強い。実際、東電は昨年１２月に低濃度汚染水を浄化して海洋放出する計画を示したが、地元漁協の猛反発を受けて撤回した経緯がある。そのため、アルプスで処理した水を、どう処分するかについては東電は「未定」と明言を避けている。

（原子力取材班）