アベノミクスの失敗は、
賃金水準の事実上の低下で説明できます。
しかし、その他、
輪転機で刷ったお札がどうなったかでも
明らかです。
すなわち、
経済を回すという
目的のため、
「札を刷ればいい」
という
禁じ手で解決だ仰ったわけですよね。
世界が
その発言に驚き、
日本の経済発展に
皆が期待をかけました。
それで、
どうなったか――。
こうなりました。
【日本銀行の総資産の推移】
H27 324兆円
H26 242兆円
H25 165兆円
H24 139兆円
H23 142兆円
H22 123兆円
… …
日銀に金が溜まるだけ溜まっている状態です。
同じ「たまる」も
「貯まる」でなく、「溜まる」の方です。
あ~あ。
もう、緩和政策を継続しないと思ったら、
まだするんですな。
日銀決定会合で決まったそうです
(下記〔資料〕参照)。
これにつき、
安冨歩@anmintei さんが
こう仰っています。
――これを続けるのか。いい根性してるなぁ。あたしは怖い。〔14:27 - 2015年9月15日 〕――
さて、
この経済政策が破たんしたときって、
どうなるのでしょう。
いわゆる、企業でいうところの
「倒産」はないでしょうな。
金がなくなりゃ、
それこそ刷ったらよいということです。
ただ、刷り過ぎて、
円の為替レートが暴落するかもしれません。
そうなれば、
株価も大暴落、
円の値打ちがまるでないということになれば、
物々交換で
やっていくしかなくなります。
日本銀行が
「通貨の価値を一定に保つ」
能力を喪失したとき、
恐らく、
権力集中が加速して
物資が配給制となるでしょう。
それこそ、
安倍某が言う
「死ぬことだけが生きがい」の
美しい世界が
誕生するでしょう。
そんな歴史に逆行した社会を実現させないためには、
何としても
株価高と円安による
政策の下、
内需を削ぎ落とすような
政策の、
ごり押しを止めさせるべきでしょう。
これは、
いま世界で起きている
深刻な事態から
言っても必要なことです。
下記、
資料の金子勝氏が
指摘するごとく、
安倍某には
危機意識がなさ過ぎます
(下記〔資料-2〕参照)。
〔資料〕
「<日銀決定会合>緩和政策を継続 景気判断据え置き」
毎日新聞( 9月15日(火)11時11分配信 )
☆ 記事URL:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150915-00000032-mai-bus_all
日銀は15日、前日に続いて金融政策決定会合を開き、大規模な金融緩和政策の継続を賛成8人、反対1人の賛成多数で決定、景気の基調判断も「緩やかな回復を続けている」のまま据え置いた。ただ、海外経済と輸出・生産の判断は下方修正した。
4~6月期の国内総生産(GDP)はマイナス成長に転じたが、日銀は、賃金や雇用の改善を踏まえ、景気は持ち直すと見ている。一方、8月中旬以降、中国経済の悪化懸念を受けて世界的な株安が進行。生産や設備投資の伸びも鈍化しており、海外経済と輸出・生産の判断は下方修正した。
また、米連邦準備制度理事会(FRB)が16~17日の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げに踏み切るとの見方がある。米国の利上げは新興国からの資金流出を誘い、新興国経済に打撃を与える懸念があるため、会合では海外経済のリスクと、日本経済への影響を分析した模様だ。決定内容は黒田東彦(はるひこ)総裁が15日午後に記者会見して説明する。【中井正裕】
〔資料-2〕
「G20で分かった世界経済の深刻事態」
日刊ゲンダイ(2015年9月16日付〈15日発行〉 )金子勝さん・文「天下の逆襲」
賃金水準の事実上の低下で説明できます。
しかし、その他、
輪転機で刷ったお札がどうなったかでも
明らかです。
すなわち、
経済を回すという
目的のため、
「札を刷ればいい」
という
禁じ手で解決だ仰ったわけですよね。
世界が
その発言に驚き、
日本の経済発展に
皆が期待をかけました。
それで、
どうなったか――。
こうなりました。
【日本銀行の総資産の推移】
H27 324兆円
H26 242兆円
H25 165兆円
H24 139兆円
H23 142兆円
H22 123兆円
… …
日銀に金が溜まるだけ溜まっている状態です。
同じ「たまる」も
「貯まる」でなく、「溜まる」の方です。
あ~あ。
もう、緩和政策を継続しないと思ったら、
まだするんですな。
日銀決定会合で決まったそうです
(下記〔資料〕参照)。
これにつき、
安冨歩@anmintei さんが
こう仰っています。
――これを続けるのか。いい根性してるなぁ。あたしは怖い。〔14:27 - 2015年9月15日 〕――
さて、
この経済政策が破たんしたときって、
どうなるのでしょう。
いわゆる、企業でいうところの
「倒産」はないでしょうな。
金がなくなりゃ、
それこそ刷ったらよいということです。
ただ、刷り過ぎて、
円の為替レートが暴落するかもしれません。
そうなれば、
株価も大暴落、
円の値打ちがまるでないということになれば、
物々交換で
やっていくしかなくなります。
日本銀行が
「通貨の価値を一定に保つ」
能力を喪失したとき、
恐らく、
権力集中が加速して
物資が配給制となるでしょう。
それこそ、
安倍某が言う
「死ぬことだけが生きがい」の
美しい世界が
誕生するでしょう。
そんな歴史に逆行した社会を実現させないためには、
何としても
株価高と円安による
政策の下、
内需を削ぎ落とすような
政策の、
ごり押しを止めさせるべきでしょう。
これは、
いま世界で起きている
深刻な事態から
言っても必要なことです。
下記、
資料の金子勝氏が
指摘するごとく、
安倍某には
危機意識がなさ過ぎます
(下記〔資料-2〕参照)。
〔資料〕
「<日銀決定会合>緩和政策を継続 景気判断据え置き」
毎日新聞( 9月15日(火)11時11分配信 )
☆ 記事URL:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150915-00000032-mai-bus_all
日銀は15日、前日に続いて金融政策決定会合を開き、大規模な金融緩和政策の継続を賛成8人、反対1人の賛成多数で決定、景気の基調判断も「緩やかな回復を続けている」のまま据え置いた。ただ、海外経済と輸出・生産の判断は下方修正した。
4~6月期の国内総生産(GDP)はマイナス成長に転じたが、日銀は、賃金や雇用の改善を踏まえ、景気は持ち直すと見ている。一方、8月中旬以降、中国経済の悪化懸念を受けて世界的な株安が進行。生産や設備投資の伸びも鈍化しており、海外経済と輸出・生産の判断は下方修正した。
また、米連邦準備制度理事会(FRB)が16~17日の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げに踏み切るとの見方がある。米国の利上げは新興国からの資金流出を誘い、新興国経済に打撃を与える懸念があるため、会合では海外経済のリスクと、日本経済への影響を分析した模様だ。決定内容は黒田東彦(はるひこ)総裁が15日午後に記者会見して説明する。【中井正裕】
〔資料-2〕
「G20で分かった世界経済の深刻事態」
日刊ゲンダイ(2015年9月16日付〈15日発行〉 )金子勝さん・文「天下の逆襲」
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