計見 一雄著「脳と人間-大人のための精神病理学 」(講談社学術文庫)
という本がある。
それによると、
「ユニークな狂気」はないとのことだ。
鳥山仁さんという人が
「元少年A」の
著書に関連して述べていた。
つまり、本物の狂気って、
案外にオリジナリティがないため
「平凡」であると
解釈してしまうものだということだ
(サイト記事「絶歌は幻冬舎ゴーストが書い(まとめ)ているため読むに値しない 」3枚目参照。*http://togetter.com/li/834566?page=3)。
こんな言いようだ。
――精神科医の計見一雄が述べた「ユニークな狂気はない」は至言で、狂っている人間の言動はよく観察すると、オリジナリティに欠けているのが分かる。ところが、これを平凡である証拠としてしまう阿呆が結構いる。全然違う。狂っているから独自性がないのだ。〔19:36 - 2015年6月14日 〕――
結構、辛辣でしょ?
それで
思い出したのは、
「アクト オブ キリング」
という映画に登場する殺人者の言葉だ。
この映画は、
1965年9月30日、
インドネシアのジャカルタで実際に殺人を行った者に
映画で
「殺し屋」や「被害者」を
演じさせている
(拙稿「映画『ルック・オブ・サイレンス』予告編 」参照。*http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/cdf1e5d6e114b54a24202a89e1fde845)。
その殺人者は何といったか――。
「被害者は、自分が殺されたことを感謝している」
という想念で、
自分を許していたというのだ。
この考え方の
「靖国神社」で軍神として祀られている
英霊伝説と
何と似ていることだろう。
日本の戦犯たちは、
強制的に若者を死地に追いやったくせに、
犠牲になった英霊は、
戦犯たちに感謝している、
何しろ、神様になれたのだから、
という発想と
考え方の骨格が同じだ。
僕が「元少年A」のホームページを訪問して、
このページ作成者は、
本物ではないと断じた背景には
この自己正当化の
類似性が認められないということもあったこと、
改めて、
付け加えておく
(拙稿「「元少年Aのホームページ」について」参照。*http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/678f74157f6b00b9f2cfb80a7e97dade)。
という本がある。
それによると、
「ユニークな狂気」はないとのことだ。
鳥山仁さんという人が
「元少年A」の
著書に関連して述べていた。
つまり、本物の狂気って、
案外にオリジナリティがないため
「平凡」であると
解釈してしまうものだということだ
(サイト記事「絶歌は幻冬舎ゴーストが書い(まとめ)ているため読むに値しない 」3枚目参照。*http://togetter.com/li/834566?page=3)。
こんな言いようだ。
――精神科医の計見一雄が述べた「ユニークな狂気はない」は至言で、狂っている人間の言動はよく観察すると、オリジナリティに欠けているのが分かる。ところが、これを平凡である証拠としてしまう阿呆が結構いる。全然違う。狂っているから独自性がないのだ。〔19:36 - 2015年6月14日 〕――
結構、辛辣でしょ?
それで
思い出したのは、
「アクト オブ キリング」
という映画に登場する殺人者の言葉だ。
この映画は、
1965年9月30日、
インドネシアのジャカルタで実際に殺人を行った者に
映画で
「殺し屋」や「被害者」を
演じさせている
(拙稿「映画『ルック・オブ・サイレンス』予告編 」参照。*http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/cdf1e5d6e114b54a24202a89e1fde845)。
その殺人者は何といったか――。
「被害者は、自分が殺されたことを感謝している」
という想念で、
自分を許していたというのだ。
この考え方の
「靖国神社」で軍神として祀られている
英霊伝説と
何と似ていることだろう。
日本の戦犯たちは、
強制的に若者を死地に追いやったくせに、
犠牲になった英霊は、
戦犯たちに感謝している、
何しろ、神様になれたのだから、
という発想と
考え方の骨格が同じだ。
僕が「元少年A」のホームページを訪問して、
このページ作成者は、
本物ではないと断じた背景には
この自己正当化の
類似性が認められないということもあったこと、
改めて、
付け加えておく
(拙稿「「元少年Aのホームページ」について」参照。*http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/678f74157f6b00b9f2cfb80a7e97dade)。
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