「顔のないヒトラーたち」 ～ 戦犯たちは、一人残さず裁く。

ニュースサイト「THE HUFFINGTON POST」に

「顔のないヒトラーたち」（投稿日: 2015年10月04日 12時00分 JST ）

という記事がある。

同名の映画の紹介と言える。

そこに、

「ナチスの犯罪を暴露する者は、「Nestbeschmutzer（巣を汚す者）」と批判された」

とあった。

☆　記事URL:http://www.huffingtonpost.jp/toru-kumagai/auschwitz-trial_b_8238418.html?ncid=tweetlnkjphpmg00000001

この「Nestbeschmutzer（巣を汚す者）」という言葉は、

聖書にある

「巣を追われ、さまよう鳥のようである」（「イザヤ書」１６－２）

という記述辺りから来ているんだろうか。

日本でも、

「家の恥を晒す」などと言い、多少、表現が異なるけれど、

戦犯を追及する者を非難する。

この映画、

是非、見るべきだな。



日本の場合は、

公文書類が焼却され、

「戦犯たちは、一人残さず裁く」と言ったところで、

裁きようがなかった。

しかし、

それで済ますべきではない。

muno-bot‏@bot_muno さんの次の言葉、

箴言として

心に刻んでおこう。

――おのれを疑う民族はほろびない。おのれを疑わない民族はほろびる。〔14:12 - 2015年10月4日 〕――

思うに、

「日本会議」に所属している者等は、

自分、または、親族が戦犯であることを自白したようなものだ。

許せないのは、

かつてのエスタブリッシュメントやその末裔たちが

自分らの一族の行った

理不尽な暴虐を知りながら、

悔いるどころか

また、夢よ、

もう一度と虫のいいことを

願っている点にある。

こういう連中をのさばらせておくと

「民族が滅びる」。

戦犯として

処罰することが不可能としても

せめて“極右”を

名乗らせるような愚を犯していけない。

なお、

「日本会議」の戦争責任論について、

菅野完 @noiehoie さんが次のように言及していた。

すなわち、

サヨクの陰謀で太平洋戦争が勃発した、と

（同氏ツイート〔15:10 - 2015年10月5日 〕参照）。

責任のなすりつけ精神が凄まじい。

この連中の

何が怖いかって、

こういった小学生、中学生レベルの自己都合中心主義だろうな。

岸信介が

その幼稚さに生き、

安倍某が後を継いだ。