のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

お正月の夢 ~ 官僚の皆様が非正規になりますように

2015年01月07日 11時23分51秒 | 政治制度
竹中平藏氏が

「「同一労働・同一賃金と言うんだったら、

『正社員をなくしましょう』って、やっぱり、あなた、言わなきゃいけない」

とのたもうたそうな

(サイト「BLOGOS」記事「竹中平蔵氏の「正社員をなくしましょう」はどんな流れで発せられたか?(文字起こし) 」参照。
http://blogos.com/article/102933/)。

正規社員が非正規社員の苦痛の種であるのだから、

みんなが非正規社員になればよい、

という趣旨として受け取ればいいのかな。

しかし、案外、この考え方は、

妙案かもしれない。

だから誰かが言い出す前に自分が口にすれば、

反発されて

かえって拡散しないだろうと踏んで、

竹中氏は、

あえて言い出したんじゃないか――。

この論を

徹底させるなら、

官僚をまず「非正規」採用にすべきだ。

なぜって、

官僚は、

大企業の社員でも仰ぎ見る存在だ。

すなわち、

誰もが近づけば鬱々とする薄暗さがあるだろう。

その上から目線の

高圧的な態度に接したとき、

内心、みんなが官僚を諸悪の根源と考える可能性がある。

「正規社員が非正規社員の苦痛の種であるのだから、

みんなが非正規社員になればよい」

になぞらえて言えば、

「官僚は、正規、非正規を問わず、社員の苦痛の種であるのだから

みんなが社員と同じ境遇になればいい」ということになる。

また、社員と同じならば、

そのまま非正規に転落するってわけだな。

そもそも官僚は、

労働3権をもたない代償として人事院の保護を得る

というのが法の建前だ。

普通の労働者がすべて非正規で

労働3権の保護の外に放り出されるとするなら、

彼等もすべて

非正規採用にしないと釣り合いが取れないと思う。

「首切り自由」と

「残業代ゼロ」のうま味やら醍醐味を、

たっぷりと官僚の皆様にも甘受してもらいたい。






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