のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

排外デモ暴行事件、152人の弁護団による刑事告訴

2013年06月27日 14時03分50秒 | Weblog
「被害者にかわって対抗言論を行使するのは『民主主義社会のあるべき姿』」(2013/06/24 )

    ~新大久保・排外デモ暴行事件、152人の弁護団による刑事告訴後の記者会見


と題する記事が

IWJに掲載されていました。

☆ 記事URL:http://iwj.co.jp/wj/open/archives/86613

事件の大略は、次の通りなようです。

6月16日、暴行事件は、

新大久保で行われた排外デモ中に起きました。

被害者は、

Kさんと、Nさん。

いずれの方も沿道の市民です。

Kさんという方は、

16日、

排外デモに抗議するため、新大久保を訪れていました。

デモ開始後、

デモ参加者の一人が

Kさんの抗議の声に腹を立て、

体当たりし、転倒させる暴行を加えたということです。

Kさんは、

右側頭部を打ち付けてその場で気絶。

救急車で運ばれ、全治一週間の被害を受けたと言います。

記者会見に臨んだNさんは

当日、

夫とともに抗議に参加。

「レイシズムは日本の恥」、

裏面には「歴史を学べ、歴史に学べ」と書いたプラカードを持参しました。

デモが始まってから

Nさんは、

自分の靴紐がほどけていることに気づき、

靴ひもを結び終わり立ち上がると、

プラカードがなくなっていることに気づいたとのことです。

正面にいた

デモ参加者の一人が取ったのではないかと接近を試みました。

しかし、デモ隊の圧力に押されて、

仰向けに倒れました。

その瞬間、同じ人物に左内側ふとももを蹴りつけられたそうです。

Nさんの足には今でも、

ハイヒールのかかとで蹴られたような後が残っているとのこと。

24日、この2つの暴行事件に対して

全国152人の弁護士が名を連ね、

告訴人代理人として新宿警察署に刑事告訴しました。

同日開かれた記者会見において

参加した弁護士が

会見に参加できなかったKさんの

思いが綴られた

文章を代読しました。

そこには、

「一歩間違えれば怪我では済まなかった。今でも恐い。今後、在特会とは関わりたくない。でも、今ならまだ間に合うはずです。このままではヘイトスピーチを超えてヘイトクライムとなり、取り返しのつかないところまで発展してしまいます。もし、自分が訴えることで食い止めることができるのなら、より一層、自分がなんとかしなければと思いました。メディアの皆さんには、このことをきちんと伝えて欲しい」と、

人間としての

良心にかられた抗議行動の意味を

語られていました。

「被害者にかわって対抗言論を行使する」

という立場を受け入れる

社会の成熟度が

今こそ問われているのでしょう。


典拠:オツカレ ノヴァ‏@Tired_Nova さんのツイート参照/リンク

(何だかうまそうだな)

という体験は、

誰だってします。

猫だって、犬だってします。

ただ、人間は、

優しく振る舞える反面において、

他者に非寛容でありえます。

極端なんですね。

思い出して欲しいのは、

人の

お役に立てたときの

充実感です。

妬みは、

心を貧しくします。

だから思い切って自分を捨てて見る――。

昔の日本人は、

そういう冒険が

得意だったんじゃないでしょうか。

それが

どんどんできなくなっています。

その原因は、

「高度経済成長」

という時代への夢、願望のせいかもしれません。

しかし、そういう時代を

憧れるのは、

お角違いに思えます。

高度経済成長期、

公害が

過酷でしたし、

受験競争は、

半端ではなかったです。

むしろ、1970年代以降の

「経済低成長」の

時代の良さを切って捨てたところに

今の不幸が

あるんじゃないですか。

他人との比較でなく、

自分の中にある

永遠を

取り戻して下さい。

それが出来れば、

生活が

充実します。

生は一瞬です、

自分のも、他人のも。

壊し合いをする必要なんて

ないじゃないですか。

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