ちょっと考えてみた、「あの世」と「この世」のストレス・レベル

地獄は、

「自業苦」とも書くらしいです

（サイト「ぴょんたのひまわり日記」参照）。

仏教によれば、

「この世」の苦しみから

逃げようとして

自殺しても、

待っているのは、

「あの世」での別の苦しみだとのことです。

要するに、

自殺は、

受苦という結果の先延ばしにしか過ぎないよ、

というのが

仏教の教えということになるでしょうか。

死者を裁くつもりはないです。

ただ、死んで問題が解決しない、

というのは、

確かにその通りです。

少なくとも、

そう思いたい建前があるでしょ？

大無量寿経という経典に

「苦より出でて苦に入る。

冥（くら）きより出でて冥きに入る」

と記してあるそうです。

結局ね、

生きて味わう苦も自業の結果なら、

死んで味わうそれも

自業の結果。

つまり、苦は、

自分によって生み出されるのであるから、

死んでも生きても、

苦の主体としての自分、すなわち、魂がある限り、

苦しみからは

逃がれられはせんよと言うわけですね。

それでも、あえて逃げれば、

逃げるほどに、

その苦しみが倍化されるということなのでしょう。

経典によると、

あの世の苦しみたるや

この世の苦しみの比ではないそうです。

たとえば、朝、昼、晩と３００回、

この世で

槍で突かれたとします。

その苦しみが小石の大きさだとすると

あの世の苦しみは、

ヒマラヤの山のようだ・・・と言われます。

だとすれば、

ストレス・レベルが

この世のものと比べて

百万乗？

もしくは、なおそれ以上、

強化されると考えて

よさそうですな。