2013年3月2日付、ビーティックハイマー新聞に
「日本では放射能の危険が徹底的に隠蔽される」
と題された記事があります。
☆ 記事紹介サイト(放射能メモ)URL:http://niwayamayuki.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/post-a6fe.html
日本では、放射能の危険がどのように隠ぺいされているか――。
<アライ トモコさんの話>
アライさんは、シュテッテン市のアルマンデ協会で福島原発事故についてのプレゼンテーションを行うことを、日本の家族に話していない。「日本ではこのテーマはタブーになっているからです」と東京に生まれ、十年前からドイツに住む彼女は話す。
(1)1945年広島への原爆投下後すぐに日本の医者は、放射能被害についての詳細を記録することを禁じられた。
→放射能が人間に死をもたらす危険を持つことは、日本では今日にいたるまであまり知られないままでいる。原発事故後に収穫された巨大なサツマイモを農家が誇らしげにカメラに向けるのもそのためなのだ。
(2)汚染地帯では地面の表土が削り取られ、現地に積み上げたままプラスチックのシートを被せて放置している。道路や家々は高圧洗浄をされる。
→帰還できると信じさせることだけが目的です。しかも若い家族の帰還が特に推奨される。
(3)日本では“食べて応援“と言う名のキャンペーンが行われている。。「学校の給食でも福島産の食品がわざわざ使用されています」と保護者に配布された*公式の文書を見せて説明した。
→被災地の復興を応援するために福島産の牛乳や肉が日本全国で販売されている。
(4)日本政府はデモ参加者を逮捕すると言うやり方でそれに対抗している。しかし日本ではそのことについてほとんど報道されない。
→大山ゆきこさん(34歳)は、大阪で瓦礫焼却に反対しているところを逮捕された。
*公式の文書
<IPPNWのメンバーである医学博ヨルク・シュミットさんの話>
シュミットさんは、こう語った。
[日本に対する評価]
ドイツでは報道されることを喜ぶ。
(1)福島原発事故後、甲状腺癌、白血病、心筋梗塞が急増するでしょう。
根拠:チェルノブイリで既にわかっていることです。
(2)日本政府が安定ヨウ素剤の配布を怠ったことは信じられません。
(3)住民は未だに低線量の被曝を受け続けています。
[ドイツが反省すべきこと]
ドイツには、
政府が1979年に定めた原発災害法があります。
しかし、この法律、まるで風刺です。
ドイツの原発災害法は、
事故発生後、原子力発電所が制御不能になるまで
48時間の余裕があるとしていた。
しかし、福島では、
数時間のうちにブラックアウトが訪れた。
また、放射能の漏洩は、最大12時間しか続かないと想定され、
避難地域の設定は原発から25キロメートル圏内と定められていた。
これも、福島を見れば非現実的です。
少なくとも100から170キロ圏の避難が必要だったようです・・・
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