転載元:宋 文洲@sohbunshu さんのツイート〔7:13 - 2015年8月1日 〕
チームという発想が持てれば、
生活保護の権利性が
良く見えるようになります。
雇い主と
雇われる側は、
「一方が得をすれば、他方が損をするように見えてしまう」
という関係にあるのは事実です。
しかし、それでもやっぱり、
この二者は、
チームなのです。
その証拠に、
今はまだ弊害がでていませんが、
その内、
労働者派遣法改正が通り、
3年までの期間制限が、
すべての業務に適用されるようになりました。
これによって、
すべての派遣労働者が、
3年勤めたところで
雇い止めを宣言される立場になります。
他方、
雇用者側は、
人さえ3年ごとに入れ替えれば、
同じ職種の
仕事を一貫して
派遣労働に委ね続けることができます。
すなわち、
高度な技能を要する人たちを、常に、
安上がりに使い捨てていくことができます。
雇用者側に好都合な
この制度の
残酷さに思いを致してください。
技術を
骨身を削りながら身につけた人が
3年という
区切りでバンと
組織の外に弾き飛ばさるのですよ、
企業側の
「人材は欲しい。しかい、金はかけたくない」
という自己都合の前で。
これは、
人倫に反するんじゃないですか。
人間は、
犬や猫ではないのです。
自分の
能力を開花させるまでの
助走が必要です。
「即戦力」
という言葉で
被用者を切り捨てた報いが
企業の
劣化現象として
いずれは我が身に降りかかってきます。
こんな風に
鬼のような改正法を通したことによる罰を、
企業は必ず受けます。
それは、
雇い主と
雇われる側がチームであればこそなんです。
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