圧力の要点は、
孫崎さんが整理して下さってます。
下のツイート、ご覧下さい。
――「萩生田筆頭副幹事長名で在京テレビキー局各社に要請.。1出演者の発言回数や時間 2.ゲストの選定、3テーマ 4街頭インタビューに公正を。」この圧力、されたTV局どこか報道したでしょうか。更に無視は読売新聞。安倍機関紙だから、安倍氏、自民党に-報道は徹底的に行わない。〔22:53 - 2014年11月28日 〕――
ただ、問題は、内容だけでなく、
情報の伝え方もあります。
「自民党総裁特別補佐の萩生田光一筆頭副幹事長が
自民党記者クラブに所属する各局の責任者(キャップ)を個別に呼び出し、
手渡していた」というから
驚くじゃありませんか(下記〔資料〕参照)。
しかもその際、
「放送免許取り消し処分」を
思い起させる事件に言及してます。
ここまで来ると、
行政組織を自民党の私的機関扱いしていると言っていいでしょう。
しかも
あろうことか、
恫喝をかける道具にしてしまっています。
さて、
選挙の争点に関して、
平川克美@hirakawamaru さんが
――選挙の争点は、安部総理という存在そのものかもしれない。つまり、かれの政治手法を問う。金融当局への人事介入、解釈による憲法変更、定義のあいまいな国家秘密保護法、報道へのあからさまな敵対感情と囲い込み、根本的な原因究明なしの原発推進。結論ありきで、反論封じ込めの政治プロセス。〔1:23 - 2014年11月21日 〕――
とツイートされています。
在京各TVへの圧力など見ていると、
安倍のような
人間をこのまま首相の座に置いておくのかが
まさに争点なんですな。
非常な説得力を感じました。
安倍某に関しては、
いろんな角度からの批判が可能と思います。
それだけ無茶苦茶な人物なのです。
その度合いの
極まっている姿が小林氏の指摘通り、
経済で
どうしようもない失敗をしたのに、
“経済を売りにしている”安倍某の厚かましさです。
(岩上安身@iwakamiyasumi さんのツイート参照)。
――連投30RT@IWJ_ch1 30.岩上「今回の選挙で、我々国民は、どのように臨めばよいでしょうか」。小林氏「経済政策で失敗しておきながら、経済を売りにしている安倍総理を許してはいけないと思います。セカンドベストで構わないので、ワーストな自民党を勝たせないことだと思います」〔19:19 - 2014年11月28日 〕――
〔資料〕
「自民、選挙報道に注文 テレビ各局に異例の文書」
西日本新聞(2014年11月28日)
☆ 記事URL:http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/article/129850
自民党が在京テレビ各局に「選挙時期に一層の公平中立な報道」を求める文書を出していたことが27日、分かった。文書は衆院解散前日の20日付で、自民党総裁特別補佐の萩生田光一筆頭副幹事長が自民党記者クラブに所属する各局の責任者(キャップ)を個別に呼び出し、手渡していた。自民党幹事長室は西日本新聞の取材に「こうした文書を出すのは恐らく初めてだ。圧力をかけるつもりはない」と説明したが、「報道への圧力」と批判が出ている。
文書は萩生田氏と福井照自民党報道局長の連名で、各局の編成局長と報道局長に宛てた。「衆院選挙は短期間であり、報道の内容が選挙の帰趨(きすう)に大きく影響しかねない」とし、番組出演者の発言回数や時間、ゲスト出演者の選定に公正を期し、街頭インタビューや資料映像も一方的な意見に偏らないように求めている。
さらに「あるテレビ局が政権交代実現を画策して偏向報道を行い、大きな社会問題となった事例も現実にあった」と言及。1993年に当時のテレビ朝日報道局長が「反自民連立政権を成立させる手助けになるような報道をしよう」などと述べ、放送免許取り消し処分が検討された経緯を指したとみられる。
文書について複数の関係者は、安倍晋三首相が解散を表明した18日、TBSの「NEWS23」に出演し、強い不快感を持ったことがきっかけと証言している。 番組は景気回復の実感を街頭の市民にインタビューし、放送された5人のうち4人が「全然恩恵を受けていない」などと疑問視する趣旨の発言をした。首相はすかさず「街の声ですから、皆さん(TBSが)選んでおられると思います。おかしいじゃないですか」と局側を批判した。
TBS広報部は「放送内容に問題があるとは思っていない。これまでと同様、公正中立な報道に努める」と話した。日本テレビ、フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京も文書を受け取ったことを認め「これまで通り公正中立な報道を行う」などとコメントした。NHKは「文書を受け取ったかどうかを含め、個別の件には答えられない」としている。 (東京政治取材班)
=2014/11/28付 西日本新聞朝刊=
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